中山優馬がライバルのEndless SHOCK 梅芸 2019/10/5前楽 

行ってきました。

前楽のEndless SHOCK。

最近大阪しか行かないので、去年は梅芸は SHOCKしてないから2年振りかな?

でもって大阪も入れて1回程度なので、一昨年入った時もマイナーチェンジあったんだろうし、今年も多分ちょこちょこ変わってるんだろうけど、変更点がどこか分からない笑。

地味~に感想書きます。


今年は梅芸もちゃんとしたオケ入ってるらしい。

舞台前方上手に指揮者。

確かに楽曲の音に迫力あるような。

言い方があやふやなのは今まででも充分音は良かったから。違いがさほど分からない。

生演奏は贅沢だよな~とは思う。

KinKi Kidsのコンサートを初めとして互いのソロコンでも生演奏。KinKi Kidsでそれ当たり前のクオリティだから別にどうも思わなかったけど、他の舞台や他のジャニーズのコンサート見たら、それは決して当たり前ではなく、随分と贅沢であることに気付く。

太鼓も一昨年は殺陣シーンで舞台端で叩いてたけど、今年はセンターで叩いてる。これは迫力ある。


去年初めて優馬がライバル役。

優馬はドラマの『ぴんとこな』の時玉森と比べて随分頑張ってた印象あるから、結構期待してた。本人も SHOCK出たがってたし。去年よっぽど帝劇行こうかとも思ったが、優馬見るのに帝劇はさすがにちょっと…。

だから今回初見です。

あと如恵留も楽しみにしてました。アクロバットシーンあると聞いて。


バックのモニターが相当細かく精度上がってる。カーテンとか大桜とか映像が綺麗。でも精度上がり過ぎてモニターの映像頼りになってるような。セットなくて寂しい笑。


ダンスが綺麗。アンサンブルさんこんなに人数多かったっけ?見栄えがする。


では順に。

オープニング。

先程も書いたようにとても綺麗で華やかだった。

私が初めて SHOCKを見たのは多分2009とかその辺なんだけど、初めて見るジャニーズの舞台に結構がっかりした覚えがある。それまでに見た事あった舞台といえば、宝塚や四季。ヅカはがっつり衣装も派手だったから、階段シーンで SHOCKのショボさにちょっとがっかりした覚えがある。女性のドレス姿もみすぼらしかった。あくまでも私見ですが。え…ジャニーズってこのレベルなの?と。

その記憶と比べると今の SHOCKは階段のシーン華やかでとっても綺麗。人数多く感じたけど?ダンスと歌でアンサンブルさんを分けてオーディションしたんだよね。でも歌の方もちゃんと踊れる方なんだろうなと感じた。


ユウマ、リカちっちゃいな~。コウイチは置いといて笑。

コウイチ、最初のフライングシーン。相変わらず声がもげてるwでもって目算と違う場所に登場。いつも違うとこ見てる自分。


千秋楽舞台裏。

向こうにお辞儀してカーテン閉まるのが、自分達も舞台裏にいる感じがして良いよね。

優馬の歌声久々に聞いた。こんな声だっけ?笑。

優馬といえばJr当時に関ジュの7WESTで『君の罠だけ幻でもかまわない』を歌ってたのを、その後優馬抜けた7WESTで優馬パートを重岡大毅が歌ってて、意外と優馬歌上手かったんだ~と思った覚えが。ダンスもプレゾンで屋良っちに鍛えられてるから4Uバックで踊ってもそこまで違和感無かったから、そこそこは踊れると思ってた。まぁ1年目の内みたいなことは無いだろうと。

でも去年の優馬 SHOCKファンには結構不評だったようで。どうしてなんだろうと思いつつ。

リカは元々アイドルさん?男性が結構観劇してて??だったが彼女のファンか?

マツがオーナーに好意を寄せてるの?笑


屋上にコウイチ、リカ、ユウマ居た時、リカとユウマが少年少女に見えてびっくりした。小柄だな~。

昔ここで女性オーナーがコウイチにちょい迫るお笑いシーンがあって、オーナーとコウイチの関係性違うだろwと疑問だったから無くてほっとした。

それより屋上下のダンスシーン良いよね。以前はUSAメンバーがなんか跳躍力見せつけてるだけのシーンでなんじゃこりゃwで笑ってしまったけど、今はちゃんとブロードウェイを目指して頑張ってるアクターって感じがダンスで表現されてる。USAさんで一番小柄な人のターン凄いな~。あとバレエの素養のある動きで、去年のナイツ・テイルの森の鹿さん思い出した。


と、ここまで書いて。

10日程放置してしまったwヤバい。覚えてないw

ブロードウェイの街角シーン。

今まではコウイチだけがパーカッションのパフォーマンスを良いよねと言ってたのが、皆がリズムに乗ってて、パーカッションのパフォーマンスが如何に素晴らしいかというのがよく伝わった。

ブロードウェイへの進出を皆に問うシーンは特に何も思わず。コウイチがユウマをちゃんと気に掛けているのは伝わる。


ブロードウェイ。

ジャングルが無くなってコウイチの大人っぽいシーン。え?はだけたシャツが見どころだったのか笑

ソリタリ。

前は下手から上手くライバル役出られなかったというのを、舞台上にいるメンバーの視線や台詞でもうちょい分かり易く表していた気がするが…。

ソリタリの隊形移動が好きです~。

幕間。

余り記憶ない笑

そこまでユウマのインパクトはないな~。独自のカラー出すのは難しいよね。

あ、ユウマがコウイチの刀を床に投げてたな。今までのライバルは手にとってちょっと思案した風に演技してまた元の位置に戻してたから、ユウマ投げるんかいー!とちょっと意外だった。それを後からオーナーが拾ってた。ちょっと悲しそうに。


ジャパネスク。

いつも思うんだけど、リカの打ち掛けの色があんま好きじゃない笑オレンジと紫ってどうよwまぁ好みですが。

殺陣シーン随分変わってるね。去年見てないから余計そう感じるんだろうけど。部下がロープぶら下がって登場の殺陣シーンもないし。太鼓がずっと真ん中。迫力はある。あと両陣の大きな旗の下から夫々の立った箱が現れるシーン、箱無くなったんだね。シュタッと箱から降りるコウイチが好きだった。

如恵留の殺陣見たかったんだけど、コウイチとユウマ追うので精一杯だった。

太鼓が開いた階段の真ん中にあったから、どうするんだろうと思ってたらいつの間にかちゃんと階段できていたw

階段サイドから落ちたの誰?めっちゃぎりぎりに立っててびっくり。

刀を飛ばした時、ウチとかはちゃんと計算で刀から手を放したよって演技だったけど、ユウマはそうでもなかったような。あれ?故意にじゃなかったの?

でも真剣を抜いてそれに気付いたコウイチには、めっちゃしてやったり的な笑顔。その後は可哀相なくらい怯えてたけど。


昔のマイケルのスリラーもどきから派生したシーン、後ろの十字架のように切り取られた空間に無造作に落ちていくゾンビさんが好きですw


シェイクスピア

わーい!コウイチのリチャードⅢ世が大好き!

カクっと膝を落としてリチャードⅢ世に。あとユウマと入れ替わった後の冷たい視線。さすが光一氏!

このシーンも結構変わっている。以前は単にシェイクスピアのそれっぽいシーンを繋いだだけって感じだったけど、今回はシェイクスピアの台詞だけじゃなく合間にちゃんとユウマの言葉が入って随分と現実とリンクした意味合いになっている。凄いな…。分かり易い。

でもってウチのリチャードⅢ世で好きだったのが、リカ演ずるアンとのシーン。ここって内がやると色悪的な感じめっちゃ色っぽかった。あと何代か前のリカでアンのシーンでめっちゃ狂気がかった笑い方してた人がいて、個性出るな~と思った。その何年か後のアンは演技面白かったけど笑い方に品が無さ過ぎてびっくりした。

さてユウマは…あんまおもんない笑

この手の舞台は余りやってないのかな?卒なく熟してる感はあるけど…。ついオセローでイアーゴやった神山智洋と比べてしまったwそういや二人同い年か。

コウイチの臨終のシーンもちょこちょこ変わってたよね。時間経ち過ぎて忘れた。残念過ぎる。


コウイチの復活。

登場はシンプルになったね。おちゃらけも減った。

ブロードウェイに残ってステージに上がってるユウマ。

う~ん。やっぱあんまインパクト無い。卒なくは熟してるけど。

仲間から誘われも、最後までコウイチを中心としたダンスには参加しないユウマ。


クライマックス。

ここウチもヤラも結構熱量あった。ユウマは?

なんか…はぁそうですか…的な。

もうちょい必死感出してもいいのにな…。

コウイチもだけど、なんかさらーっと流れちゃったイメージ。


内担だった姉と以前に SHOCK観たことがある。台詞回しや背が高い故かちょい膝の曲がったダンス等いろいろ笑えたが、一生懸命さは伝わった。幼子のようにえぐえぐ泣いて必死にコウイチに縋り付き追いつこうとしていたウチは健気だった。

好きなのに振り向い貰えないリカの恋心と、尊敬するコウイチにどうしても届かない自分の思いを重ねて演じていたり。健気だからこそ憐れさを誘った。

ユウマに、それは、ない。

うーん。ユウマ故の何かが、もっと欲しかった。

最近ヤラは観てないけど、ヤラはヤラで切なさがあったように思う。


夢幻。

綺麗だよね。

真紅の直垂。

生き物のように舞台奥に繰り込まれる。

ここって前段のユウマの告白から最期を覚悟して…ってシーンをちゃんと演じ切れてないと、最期を覚悟してステージに立つコウイチというギリギリ感が迫って来ない。

いや感じなかったのは私だけかもしれないが。あくまでも私見です。

二人の太鼓シーンも、その前のダンスも余り響かなかった。

ダンスかな?

ウチの時も太鼓前のコウイチとの絡みは結構笑えそうだった。太鼓は良かったけど。


夜の海の後。

以前はひらひらと散る桜の花びらに手を伸ばし、儚さしか感じなかった。それがいつしか、しっかりと手を握り…。手の中にちゃんと握って収めて満足したかのようなコウイチ。儚さではなく、力強さを感じた。


あれ?大桜って映像だっけか?吊しだったような。

なんか映像処理が多くなって吊しや大道具的なの減った気がするのは、気のせい?


この後の大千穐楽のカテコで優馬がちゃんと成長していて~という話をしていたらしい。

大阪公演前の関西ローカル番組にビデオ出演していた光一氏が、スタジオにいる優馬にダメ出ししていて、優馬が、

「(光一氏がそう思っていることを)知らんかった。そうなん?これガチのダメ出しや」

といったような事を言っていた。

最初と比べて随分と成長したということか?


最初にも書いたが、自分は優馬は結構買っていた。お前何様だよwだが、ダンスも内よりはできるだろうし、歌も下手じゃない。

なのに…何だろうな…。

光一氏との距離感かな?優馬は内のように末っ子気質でするっと懐に入り込むようなキャラじゃないんだろうな。でもってきっと内のように無手勝流に自分を晒してしまうことも出来ないんじゃないかと。きっと優馬の方がいろいろと賢そう。でもってある程度卒なくこなせちゃうのかもな~。だから自分をがっつり曝け出せない。

そこが光一氏にとってはちょっと歯がゆいところなのかもしれないと勝手に思った。

でも SHOCKに2回目呼んだということは、ちゃんとそこに本人の頑張りや可能性を見出しているからだろう。その辺は光一氏シビアだから。大倉が良い例だw大倉は単に舞台仕事にハマってなかっただけかもだが。その様なことを後に光一氏が言ってた。大倉は舞台はコリゴリだったようだ。余程しんどかったんだろう。

その点優馬は自分から SHOCKに出演したいとずっと言っていた。

浜中文一が後輩の役で、優馬がライバル役ってのは、関ジュ卒業組と、関ジュで昔からエリートでヒロムのオキニであっさり関東に引き抜かれたデビュー組の違いかとは思うが、スキル的には浜中文一がダンス歌演技いずれも上だと思う。

そういや文ちゃん、ウチの独白シーンでずっと背中見せてたわ。あのシーンで敢えて一人だけ背中で演技する度胸は凄い。


優馬が1年目で SHOCKファンから余り評価が高くなかったのって、思い切り出来てなかったからかな。殻が破れてない。本人は一生懸命やってても、内のように自分を全て曝け出したようなところまでは行き着けない。

ダンスももうちょいやれたんじゃね?って思う。演技ももう少しなんかアプローチの仕方あったんじゃね?と。

真面目で頑張る子だと思うからこそ、惜しい。


てのが今回の感想でした。

時間経ち過ぎて本当に感想でしかない。



ところで。

この後ってライバル誰がするのかな~。

多分一番見応えあるのは屋良っちなんだろうな~。

内も好きだよ。もう何年やってるのかな?頑張ってるよね。でも内って外部の仕事余り無いのが心配。ヒロム亡くなったし大丈夫かな。

関ジュを卒業した浜中文一と、まだ関ジュに名前があるが役者仕事にシフトした室龍太が雑誌で対談してて、文ちゃんが、

「龍太は今はまだ事務所が仕事を回してくれてるが、そのうち自分で仕事を取らなくてはいけない時が来る。その時にどうするかを今からちゃんと覚悟を決めて今の仕事をしろ」

みたいな話をしてて…。成程な~と思った。

文ちゃんは年間5つ程舞台に立つ。…内は?厳しいよな~。まだ優馬の方が外部仕事してる。優馬は自分で映画のオーディション受けに行ったりしてるし。内にどれ程の覚悟があって仕事してるかだよな~。

あと、優馬頑張れー!


あ、密かに妄想したのが、優馬ぐらいの年代でライバルやってちゃんとスキルあるの誰かな?と考えたら…いましたw神山智洋

でも多分ライバル役に抜擢された頃の屋良っちのように華が無いとか言われそうだな。スキルは高いよー。歌も演技もダンスも上手いよー。でも SHOCK出て欲しいかというとそうでもない笑 出るのなら外部舞台で。



さて。1700回も超えた Endless SHOCK。

どんな風に進んで行くのかな。