『関西ジャニーズJrのお笑いスター誕生!』を観て

『関西ジャニーズJrのお笑いスター誕生』今回2回目です。
初日に行けず、2週目に行った時は1日に2、3回の上映になっていたが、今週は遂に1日1回上映に。こりゃヤバいと慌てて見に行った。どうせDVD買うからと1回でいいやと当初は思ってたんだが。

何故また見に行こうと思ったか。
ネットで読んだお笑い好きの方の感想を読んでです。”小ネタ繋げて営業用の尺にするにとかはリアルでよくあること。その辺よく現場を知っている脚本家さんだなと見た”と。
へ〜そうんなのか。
1回目見て後からパンフ読んだけど、漫才やコント部分あんまよく見てなかったなと。

でもって家で何気に動画見ていて”漫才ギャング”だっけか?それ見た。品川ヒロシ脚本の映画。
へ〜。テンポ良い。間がいい。まぁそりゃそうだよな。比べちゃ駄目だ。本職の俳優と現役漫才師が作った映画と、ジャニーズJrの青春群像描いたたまたま題材がお笑いのアイドル映画だもん。

あと一つ。
見てて浮かんだのが、堂本剛菅野美穂スペシャルドラマ”ラストプレゼント”。 
堂本剛演じる売れない漫才師と不治の病を隠している妻菅野美穂のストーリー。これは切なかった。で、確かコント部分は、当時バラエティ番組の構成作家もやってた福田さんが書いてた。達者なんだこれが。つよっさんが芸達者なのもあるが、ちゃんとお笑いで見えるぐらいしっかりコント部分を作ってた。DVDではカット部分なしでまるまるコント作品を入れてた。
この後漫才師が書いた小説を元にお笑いがネタのドラマか映画があって、そのクオリティに対して結構賞賛の声が上がっていたが、私は密かに”既につよっさんやってたんだがな〜”と思いつつ見ていた。

さて本題。
冒頭から笑った。今までの松竹関ジュ映画に出ていたお馴染みの伝説の切られ役の方が出てるー!お遊び好きだな。
ピンクラクダとエンドレスのメンバーのシーン。演技下手w誰だw戦犯は(笑)で、向井康二藤原丈一郎と判明。まぁ室龍太も笑えるし西畑大吾も結構クサかったけど。撮影序盤だから馴れてなかったのかな?と思っていたが、エンディング見たらこれ撮影後半で撮っていたこと判明。をいw
大吾の漫才シーンが表情作り過ぎ。丈一郎はよくカバーしてんな。
草間リチャードの演技がナチュラルでよいわ。一番サラッとしてる。そういう役柄なんだろうけどさ。
康二wwwすまんー!ワロタ。カッコイイ台詞とカッコイイ役柄なんだけどさ。演技下手過ぎ。元々あんま康二の演技仕事って見たこと余りない。”少年たち”をまいジャニで流しててたまたま康二のシーンがあったが、あれも結構なぁ(笑)
龍太はビビりが普段のツッコミのトーンと大差ないから、違和感はない。前作でマネージャー役してたし。
あれ?そういや康二も前作出てたやん。…何故にあのクオリティw
大吾は漫才シーンはともかく演技は断トツ上手い。1回目に観た時、一番盛り上がるシーンで感動して思わず泣きそうになった。あそこは演技を付けられた訳じゃなく大吾が自分でやったらしいが。上手いなぁ。ちょっとした表情とか。浜中文一や本職の俳優さんの達者な演技を除くと、今の関ジュの中では段違いだろうな。
文ちゃんは安心して見える。前回の映画の冒頭の二日酔いシーンの雰囲気のしどけなさにファンになったんだが(笑)前作では、そのシーンだけの為に2回目見に行ったw
彼はいいよねー!来週SHOCK見に行くがめっちゃ楽しみ。何たってSHOCKオーディションでJrのメンツ集まらなくて”これなら外部から人引っ張ってくるぞ”と堂本光一が言った時に、事務所の人が隠し玉的に差し出したのが浜中文一(笑)光一氏に”文ちゃんは救世主”と言わしめたw
道枝はこれがドラマより前の作品なんだったんだね。”母になる”も”未満都市”も見たけど初々しい。掃除用具ロッカーのシーンで演技を褒められたらしい。納得だ。
長尾のキラキラさ加減が(笑)ほんと少女漫画。でもさ顔が繋がらないんだよね。道枝と長尾から、大吾と丈一郎w顔もだけど雰囲気違い過ぎる。
実は高橋好きなんだがwまぁ何にしろ若手が出るのは良い事です。嶋崎笑顔だけかよ(笑)
正門と小島だっけ?後輩芸人。どっちかどっちなのか未だにとっさに区別がつかないwすみません。つうか大吾の5年以上後輩の役か?無理あるぞー!w

今回の脚本家さんは元芸人さんだよね。如何せん演じているのがアイドルだしな〜。このクオリティは仕方ないか。流石に濱口達のシーンは本職だけあってちゃんと笑える。
あ、あのマラソンの人w霊媒師は達者でしたw
女将さん安定感ある。つうかメインが大吾と文ちゃん以外は危ういから脇がしっかり支えないと成立しない。
なんか変な芝居してる先輩芸人役いたけど誰だったのかな?漫才ギャング成宮寛貴と同じ立ち位置のちょい役の方。誰か知ってたら教えて下さい。

ストーリーは途中に旅館のドタバタ入れることで娯楽作品にちゃんとなってた。
そしてクライマックスの大吾の演技。これリアルだったら無理あるんちゃうん?と泣きそうになりながらもハラハラしてたが、ぎりぎりで回避する丈(笑)
台詞は結構クサかったりするけど、解り易く、アイドル映画としては十分楽しめる。レディースデーで入ったけど十分価格に見合った作品だった。
お笑い部分は、見ながらついつよっさんのラストプレゼントを思い出した。2回とも。なんでだろ。題材としてのお笑いの使い方やほのぼの感が共通してたのかな?ちなみに品川ヒロシ漫才ギャングは浮かびませんでした。テイスト違い過ぎ。

エンディングで、カチンコ使ってクランクインからの様子をずっと流してて。
大吾の短髪の謎が解けた。後半の伸びた髪はカツラ?にしてはナチュラルだな〜と思っていたが、最初に長い髪で撮って後からカットしてた。へ〜(笑)ラストレシピとかと被ってたのかな?

関ジュ松竹映画といえば、ラストのフィナーレっぽいシーン。これ大好き。インド映画っぽいというか宝塚のフィナーレっぽいというか(笑)
フィナーレで今までの映画の世界観と全く関係なくアイドルスマイル全開でキラキラ歌って踊る彼等を見るのが大好きだ。わくわくする。幸せ感というか。
”お笑いで見る人を幸せにするんだ”っていうのがこの映画での主人公の想いだが、アイドルはその存在自体で見る人を幸せにするんだよ。きっと。
あの最後の、松竹座でセリ上がる彼等のシーン。後ろにも白い衣装で関ジュが並んでいる。
あの画面で”楽しい映画だったな〜”と思った。
この時間に感謝しつつのわくわく感。楽しかったー!という満足感。そういうの全部引っくるめての、あの関ジュのダンスシーンが大好きです。

つうことで、『関西ジャニーズJrのお笑いスター誕生』感想でした。
間もなく終わるのかな?と慌てて駆け込みで観てきました。まだの方はどうぞ〜(笑)