関ジャニ∞のSONGSを観て、WESTを思う

はっきり言うと羨ましい。

 

”色モノのコミックソングをずっと歌わされていた。”

”大阪じゃない歌を歌いたいと訴えた。”

”その為に、自分達の武器がバンド。”

 

いや〜羨ましい。

ジャニーズWESTファンとして。

いや、先を歩く者としての苦労は勿論あるだろう。何もない所から自分達の道を切り拓いている彼ら。

そして相変わらずのコミックソングを歌わされているジャニーズWEST

しかし彼らは決して歌わされているとは言わないだろう。関ジャニ∞は今だからこそ振り返って「なんで俺らこんな歌う歌ってるんやろ。もっと王道を歌いたかった。大阪じゃない歌を」と言える。

それを10年度前の彼らと全く変わらず今歌っているのがジャニーズWESTだ。

ただ、歌わされているとは言わなさそうだ。きっとスタッフさん達とディスカッションして、そのセールスの方法に納得はしてるんだろう。たとえ自発的に無理矢理ではあったとしても(笑)

 

なんやかんや言いつつも、きっと関西ジャニーズはジャニー喜多川とは親密でフランクな関係なのかもしれない。ヨコや照史のヒロムに対しての物言いを聞いていて思う。デビューしたいという自分達の思いをストレートにぶつける。泣き落としや絡め手なんかも用いつつ。

ヨコや照史のその人懐っこいストレートさが好ましいのかもしれない。

そうやってデビューまで辿り着いた2つのグループ。

確かにイメージは被る。

事務所が被らせているのだから当然だ。そしてその結果『ジャニーズWEST関ジャニ∞の二番煎じ』だとしか見られない。

ジャニーズWESTもきっと思ってはいるだろう。もっと違うジャニーズらしい格好いい楽曲をと。『逆転WINNER』の時、

「やっとジャニーズらしい格好いい楽曲です」

と言っていた。

また『ズンドコパラダイス』の衣装を「もうちょっとセンスのある衣装に」と言っていた。

それが本音だろう。

 

関ジャニ∞は、自分達で早々にそこからの脱却を図った。その手段というか方便というか武器が、バンドだったんだろう。

随分以前からやってたような気がしてたが、本腰入れてやり始めたのは『関ジャム』からだと言っていた。それ随分と最近じゃないかw

 

いや『関ジャム』も羨ましかった。

KinKi Kidsファンとして(笑)

なんたってフジの派閥争いのとばっちりで終わってしまった『堂本兄弟』。

『関ジャム』って、きっと『堂本兄弟』でこういうこともしたかったんだろうなと思わせる内容。あれは『堂本兄弟』が終わったからこそスタートさせることができた内容だろう。

いや〜羨ましいw

そんな番組をすることによって、関ジャニ∞は音楽的なイメージを纏うことに成功した。

バンドはいい。年齢がいってもグループとしての活動が成立し得る。TOKIOのように。

これが普通のダンスメインのアイドルユニットだと、いずれ年齢的限界が来る。少年隊のように。植草克秀に往年のように踊れと言っても酷なのはSHOCKの舞台で感じた。

勿論精神性が肉体的なものを上回るといったバレエのような芸術性を持ったものにまで昇華できるのなら、それはそれで年齢は関係ないのかもしれない。が、アイドルのダンスとはまた別物だろう。

 

音楽性の高いグループというイメージをバンドという得手と共に手に入れた関ジャニ∞。ある種それはKinKi Kidsを踏襲しているとも言える。

ただ、デュオと7人グループのバンドという差異から、余りイメージは被らない。またジャニーズのバンド形式の先輩グループであるTOKIOとはやはり余りバッティングしない。

TOKIOはずっとバンドをやっていて、最近は自作曲でリリースもしている。20年を超えて本当にぼちぼちと真面目にやってきたからこそだろう。

 

元々ジャニーズは楽器演奏や自作曲を作る人間は意外といる。クオリティはともかく。Jrの頃からのバンドもあるし、ジャニーズからスタジオミュージシャンになったりした人間もいる。野村義男は元来ミュージシャン指向で今じゃ立派なミュージシャンだ。

だからバンドをやろうと思えばやれるんだろう。でも柳の下には何匹もドジョウは居ない。

 

ジャニーズWESTのメンバーでバンドをしたいと言っていたメンバーもいた。

いや、そこはもう駄目だろ。ジャニーズ的には王道っちゃ王道だが、もっとニッチを探さないと。

普通に演奏や自作曲をするのは嗜みかもしれないが、グループの方向性としてはなぁ。堂本剛安田章大ぐらい才能があればともかく。

 

最初に戻る。

バンドをすることによって、コミックソング、大阪ソングから脱却した関ジャニ∞

羨ましい(笑)

さて。ジャニーズWESTは?

何を以てコミックソング、大阪ソングから脱却できるのか。

 

パラパラ?

どっちかつーとそれもコミックソング範疇の楽曲だよなぁw

でもそこはべつに良いと思う。

パラパラチャーハンとか3、14とか粉もんとかホルモンとか。あとなんやかんやwああいうのは楽しいし盛り上がる。

後は、狂愛3部作やEDM系の格好いいダンス曲。これはファンが是非テレビでやって欲しいと思っているに違いない楽曲。こっちの方向性を何故やらないのか。アルバム曲かシングルのc/wでひっそりとリリースされるが、コンサートではめっちゃテンション上がる。

今テレビで全盛期のもー娘の映像流れてた。こういう色モノでもブレイクすれば面白いよね。つんくもそういや大阪だwだからべつにアリだとは思う。思うが、やはりこればっかじゃな〜。

 

姉は元々内担で関ジャニ推してた。ていうかY&Jの3グループのファンだった。

だからヲタ卒する八祭前までの関ジャニ∞には結構詳しい。

話を聞いて、つい比べてしまう。

京セラドームをやった頃の関ジャニ∞ジャニーズWEST。3周年の頃は?47都道府県ツアーはいつだっけ?

姉が今日はたまたま分厚い関ジャニ∞の写真集を見ていた。テキストびっしりのページ。

「なんじゃこりゃ?」

「今までの生い立ちなんかからメンバーそれぞれが語ってる」

「WESTの10000字インタみたいもの?」

「そんなもの」

へ〜。

でもってSONGS。

若いなー。年長の三馬鹿でさえ21才。Jrの頃の映像も流れる。

「あの頃は皆十代のデビューだったから、俺ら結構焦ってた」

そっか〜。でも淳太デビュー時26だったけどなw10周年で36歳だよ。KinKi Kidsは20周年で38歳だ。35歳前ぐらいまでは若かったけど、それ過ぎるとどうしても…w

WEST10周年で小瀧は27歳か〜。丁度Hey!Say!JUMPぐらいの年齢だよね。淳太www頼む!見た目若くしてダンス頑張ってくれいw

 

あ、方向性の話だった。

どうするのかな。ずっと大阪ソングは勘弁して欲しい。シングルで狂愛三部作やEDM系の楽曲切って欲しい。踊れるうちにダンスで魅せて欲しい。

折角歌の上手いメンツ揃ってて、ダンスも上手いのに、コミックソングじゃ宝の持ち腐れだ。あれだけのクオリティがあるからこそ、どんな楽曲でも美味しく料理できるんだけどな。残念ながら世間はそうは思わない(笑)

でもってダンスも余り見せられないし。

 切歯扼腕とはこのことかw

 

後は…スマスマ終わる頃に後番組が取り沙汰されてた。その中の一つに、関テレがWESTのバラエティを推してたって記事があって…。コントなんか結構イケるのにな〜と思った覚えが。

彼ら松竹座で年間100公演からやってたから、そういう対応力や瞬発力はある。きっとジャニーズの中でSHOCK除いてそんなにコンスタントに舞台立ってるメンツはいない。

ヒロムに「彼らのセンスは信頼できる」と言わしめたそのコント力w

トーク力もそこそこはあるよね。グループでのトークが阿吽の呼吸で回せる。

 

 

バラエティは、テレ東以外は関西ローカル。バラエティってやっぱキャラ立ちしてないとおもしろくないんだろうな。視聴者にもキャラが分からないと。要は知名度か?

淳太の切れ芸好きなんだけどな。育ちは良いのにツッコミで切れキャラ。本気で切れると巻き舌で標準語になるというw

照史は女子。親方とのギャップがwでもって意外とおバカ。

流星は見た目と違ってポンコツ。でもクールでイケメン。

神ちゃん何でもできるのに、意外と意見は主体性なかったりする。

濵ちゃんは癒やしでお馬鹿なとこもすべて許される。

小瀧は最年少なのに多分一番賢い。頭の回転も速い。

シゲは5歳児と、笑顔と、楽屋での人を刺してきたような眼と、生真面目さと、孤高。いつも人の良い所を見てちゃんとそれを口に出す。

 

関ジャニ∞よりはおっとりしていて総じて品が良い(笑)

ハングリーさは少ないかも。雑草っぽさというか。良い子過ぎる。

あとほんまに結構お馬鹿w

 面白いのになー。知名度上げて下さい。

 

その為には、レギュラー番組やドラマ出演だよね。WESTは全員ちゃんと芝居ができるから、どうかドラマで知名度上げて欲しい。バーターでも何でもいい。

知名度ー!

言霊(コトダマ)ならぬコタ(小瀧)ダマだから、言うだけでも言っておこう。

望まねば叶いもしない。

 

 

今年も今日で1年の半分が終わる。

下半期は一体何があるのか。

楽しみに待とう。どうせならヲタ活は楽しまねばw

 

 

数年前までは事務所からは干されているとしか思われなかったKinKi Kidsが、20周年でこれだけなんやかんやあるとは思わなかった。

それ考えると、その先に何があるかは分からない。

諦めないこと。諦めたその一歩先で、或いは何かが掴めるかもしれない。だからあともう一歩進んでみることが大事。

さて、誰の言葉だっけか。

 

 

最後に。

つよっさんが無事回復しますように。祈らずにはいられない。

彼の上に、彼らの上に。幸ありますように。

 

 

 

SONGSどっか行っちゃった(笑)

まぁ私の書く雑文なんてそんなもんさ。取り留めなさ過ぎて申し訳ないです。

 

少クラ20170201 文ちゃんが!!!

少クラを何の気なしに見ていて。
へ〜。屋良っちなんだ。あ、そういや初日なんだね。お誕生日か〜おめでと。
つうか誰やねん、これ。

………。

あー!文ちゃんだーっ!!!

はいw浜中文一さんですw


めっちゃテンション上がったぞ(笑)
そこからはひたすら文ちゃん見る。
これ後藤以外はSHOCKメンバー?
うわー歌ってる。うわー踊ってる(笑)


いや…なんせ文ちゃん目当てにWS捕獲した割にはちらっとしか映ってないし。
めっちゃ探したのよ。
舞台誌の光一氏インタビューも文ちゃんに言及ないか探すという(笑)
光一氏の『文ちゃん』呼びと、文ちゃんの『光一さん』→『光一君』てのは判ったw
あと文ちゃんについて、
・舞台慣れした子
・こういうことができるかなとイメージがわく
・そういう子は伸びる
・屋良と文ちゃんでの関係性をコウイチとこっちでの関係性と同じように築くことで、ヤラに立体感が出るからそういう話をした
と、光一氏。

光一氏文ちゃんも子扱いw

いや〜そりゃ9つ先輩だもんな。関ジュ最年長でも随分下の後輩だ。

 

今回のオーディションはダンスよりは歌重視。芝居は台詞を一言。それで分かるから。関西は台詞無しのオーディション。
アンサンブルのオーディションは東宝さんに任せたが、Jrは光一氏もオーディションに。
今のJrってオーディションの経験者が余り無い。自分達の頃は、人間失格とかもオーディションだったしそこで落ちても学ぶものはあったと光一氏。
いや…最初にSHOCKに文ちゃん出ると聞いた時、まさかオーディション受けてるとは思ってなかった。
Jrとはいえ、外部も主演舞台もやってるし、年齢も年齢だしw
だからてっきり上の人の判断で引っ張ってきたのかとwいやSHOCKは光一氏の判断が大きいんだろうが。
まさか文ちゃん今更内部のそれもSHOCKとかのオーディション受けるとか思わないしさ。結構外部志向かと。
いやオーディション受けたかどうかは知らないが。
とりあえずSHOCKに出演が意外だったし。
SHOCKってJrは結構若いメンツ集めてるイメージだったから、なんで文ちゃん?!だった。
でもよくよく考えたら、ふぉ〜ゆ〜とも同年代で面識あるし、屋良っちとは一緒に舞闘冠やってたし、内ともオダサクやってたもんね。あの年代とは絡みある。
でも浮いちゃわない?文ちゃん大丈夫?といささか心配だったけどジャニweb見て、楽しそうに屋良っちと絡んでるの見て安心した。
そういやレポ読んでないやw

読んできた(笑)
やっぱ文ちゃんオーディションじゃなかったw
だよね〜。
美波里さんあのなんちゃらって主演舞台見に来て下さってたみたいで。
『だいこん役者』は見に行ったけど、年末はジャニーズWEST行って、元旦2日はKinKi Kids行って…その合間に文ちゃんの舞台は…流石にちとキツいw行きたかったな〜。

文ちゃん歌もがっつり歌ってるようだ。
良かったー。上手いもんね。
1年目からあんなにできるJrって…てツイあったが、キャリアが違うw事務所入って17,8年だwww
稽古前の対談で文ちゃん、
「まさか今更踊るとは」
発言w
でもって結構引いてた。対談では後輩達に話させてる感じで。
初日挨拶で、ダンス結構キツいからSHOCK参加に「年齢制限設けて欲しい」ってw
それでも側転3回やったらしい。ジャニフワより断然綺麗だったが勢いは無かったとw


いやいや、めっちゃ話飛んだw
少クラだ。
一生懸命文ちゃん目で追う。
ハット投げるとこの雑さ加減が、らしくって楽しい!
ダンスやフォーメーションでは黒白チェックのシャツを追う。
わぁい文ちゃんだー!

すみませんwテンション高いw
いやさ…少クラでのこの扱いは…なんか感慨深いものがある。
きっと裏の方にはWEST達もいるだろうしさ。横からハピバ歌う文ちゃん見てた照史。
SHOCK出たから今回ここに立ってるんだろうね〜。
こうやっていろいろな場所でいろいろな事ができて、いろいろな可能性が増えるといいね。

そんなこと考えた少クラでした。
SHOCKも皆さん怪我なく最後まで無事やり遂げられますように。

 

 あ、屋良っちが予想外に歌上手かったw

 

 

youtu.be

 

 

 

KinKi Kids 2017 1/2 in京セラドーム

最後までほぼほぼ書いてたのが全部消えたw

バックアップないー!
泣ける。
仕方ないもう一度書こう。

 

1/2 KinKiコン オーラスです。
ちょい前からコール。ほぼ定刻開始。
finalの文字あり。


ーーーセットリストーーー

キスからはじまるミステリー
愛されるより愛したい
情熱
ボクの背中には羽根がある
モノクロームドリーム
naked mind
陽炎
道は手ずから夢の花
MC(37分)
雪白の月
Danger Zone
intractional
LOVE CRIES
Slave Maker
(剛ソロ2曲)※昔剛が作詞作曲して音源化されていない曲
バンドセッション
薔薇と太陽
Unlock Baby
Plugin love
Fall dance
メドレー(スワンソング雨のMelody涙、ひとひら〜カナシミブルー→Misty〜Time〜やめないで、PURE)
Anniversary
硝子の少年

アンコール
愛のかたまり
銀色暗号
夜を止めてくれ
なんねんたっても

1/2 ダブルアンコあり!
ジェットコースターロマンス

ーーーーーーーーーー


『情熱』で会場が赤く染まる。テンション上がる。
『ボク羽根』大好きだから…もう(:_;)
モノクロームドリーム』に覚えがないwどこに入ってたっけ?
『陽炎』大好き。歌割って照明の切替に関連してるのかと思いきやダンスも?光一氏そこ関与?
『道花』はさすがの圧巻。

5:30過ぎからMC。
光「最初に言っときます。今日はケツカッチンです」
観客「えー!!!」めっちゃブーイングw
遠いお客さんもいるし、奏者さんでも次が控えている方がいるからと説明されると何も言えないw
こういうの光一氏上手いよな〜(笑)

紅白に関する記事だったんだが、リハ初日はSMAP話は箝口令みたいな感じだったらしい。それが2日目はジャニーズのタレントも普通にSMAPに言及。
1媒体だけそこ言及してた記事があった。
KinKiが事務所幹部に掛け合って事務所のタレントが皆SMAPについて話せるようにしたと。元々初出場者は記者の囲み取材がある。そこでSMAPについて触れないのは不自然だしイメージも悪くなると事務所も了承して、それでジャニーズが皆コメント出してOKになったと書いてあった。
多分さ(笑)光一氏絡め手で幹部に「ここで触れないのは事務所のイメージも悪いし」なんて言いつつ説得したんだろうな〜(笑)本当は皆がちゃんとSMAPに対するコメントを出せるようにしたかったんだろう。先輩への思いもちゃんと言葉にしたかったんだろうし。
そういうのKinKiをダシにして説得したんだろうな〜。きっと上手いよ。そういうの(笑)
でもって自分の立ち位置知ってるから、これは言っても大丈夫ってとこは知ってそう。KinKi Kidsに対しても、堂本光一に対しても客観的に価値を見ていそう。彼のブッ込みは実はめっちゃ冷静で確信犯だと思ってるw


紅白の話。
剛「KinKiは初出場なのに、『上質な音楽でゴジラを阻む』みたいな流れで(笑)で結局あかんかったw」

剛「プレゼントあんねん」
後に、
剛「そこプレゼントある?」
と取りに行く。
昨日と同じ赤いラッピング。でもずっと小さい。
光「昨日もろたやん」
と言いつつ、貰う。
開けて、
光「あー!」
喜ぶ。
出てきたのはリボンの付いた綺麗なボトル。ワイン?いやどうやら日本酒みたい。
ブンブブーンでやったのかな?ビートルズを聴かせて醸造したらしい。
美味しかったらしく光一氏が気に入ってたらしい。
で、つよっさん、
「スタッフさんにも協力して貰って」
お取り寄せしたらしい。
光「ありがとう」
めっちゃ嬉しそう。
それ見てつよっさんも嬉しそう。
こういうふたり見るのほっこりして大好き。

ちらっとトシフミ登場。
光「いやあれはね、司会の女の方がKinKi Kidsを噛んだから(そっちに向かって)『KinKi Kidsだからw』って言おうとしたら(イヤモニに音楽開始の)クリック音が始まって、あわて戻ったからあんなことにwて
」らしいっすw
ゼスチャー付きで説明。
光「トシフミになっちゃったw」

光「そろそろ着替えます」
とハケようとしたら、
つよっさんがドンちゃんに声をかける。
剛「手伝って」
実は昨日用に漫才を作ってたんだけど、尺の関係で出来なかった。今からしたい。プロンプターにドンちゃんのセリフは全部出るから、それを読んでくれるだけでいいからと。
この辺まで光一氏着替えに行かず一緒に成り行き見てたw
光一氏が着替えに行った後、ドンちゃんとつよっさんも奥にハケる。
無人のステージにざわつくお客さんw
そりゃそうだwジャニーズのステージっていかにお客さんの興味を引っ張って持続させるかに力を注いでいる。場面転換とか衣装替えも手を変え品を変え、お客さんの興味や意識が途切れないようにする。そこは徹底している。
だから非常に珍しい。観客放置のこの空白時間は(笑)
つよっさん心臓強いな。あれだけステージ知ってて小さい頃からヒロムにセオリー叩き込まれた人間が、敢えてそれやっちゃうとこが。普通なら怖くできない。
その腹の据わった感じがつよっさんらしい。
きっと興味は切れないし、期待感は高まるのを知っている。知ってても普通怖くて小手先でなんかやっちゃいそうなんだがw
ジャケットに紫のめちゃでかい蝶ネクタイのドンちゃんとつよっさん登場。
ドンちゃんは紫一色だけど、つよっさんの蝶ネクタイはなんか孔雀の羽根みたいな柄が入っていて綺麗だった。
両サイドの縦長のモニターに、寄席っぽい黄黒の幕と提灯の映像が。そこにお題みたいに文字も映る。
覚えてないけど最後はなんちゃらの結晶みたいな感じ。剛と光一の、でいいのにな〜と思った覚えがw
持ってきたマイクを真ん中に立てて、ドンちゃんと漫才を始めるつよっさん。中身忘れたwでもドンちゃん普通に進めてた。
さらっと終わって、光一氏も戻ってくる。
光「凄いね。いつ作ったの?」
剛「思いついて、移動の5分でwそれよりも全然読み合わせもしてなくて初めて読んでるのに普通に出来てる堂島君がオモロイw」
初見なのに、クオリティはともかく普通に掛け合って漫才になってたドンちゃん。すげぇw
剛「ミュージシャンだからリズム感あるのかな〜」

 

6:10ぐらいから雪月。
綺麗だね〜。
光「1/6発売です」
買う気なかったのに、つい買っちゃたよw

6:35頃。
光一氏ソロ。客席がペンラで白と赤に。
ラブクラで照明青になったから思わずペンラ青にしたけど、皆赤のままだったwソロコンだときっと皆青にしてたんだろうにな〜。 
出てきてギター弾くつよっさん格好いい。
これは格好いいつよっさんを見せたかったんだね。

6:50頃。
つよっさんのソロ曲の一つ目好き。
もっと違う感じかと思ったら剛紫みたいだった。
こういう楽曲好きだ。以前のマネージャーさんが持ってた音源だっけ?確かに自分の曲で自分の詞なんだけどいつ歌ったのか全く覚えてないというw
セッションは…なぁ。
アリーナはそうでもなかったのに、ドームで聴くと非常にしんどい。楽しくないというか。
何故?
広さ?
いや多分編成なんだろうなぁ。
アリーナではバンドもきっとある程度こじんまりしてたんだろうと思う。けどドームだから相当多所帯…なんだろうなぁ。
人数そこそこならセッションしてもそこそこまとまりそう。でもあの大人数だと主題からの展開をアドリブで…て無理だろう。そもそもそういう演奏し慣れた人ばかりじゃない。ちゃんと譜面のある中の自分パートをちょいアドリブで、って感じ?
アリーナはもっと建さんと合図出し合ってやってたように思う。
多分楽隊のサイズ的なとこと技量的なとこでああなあざるを得なかったんだろう。そう考えたらあのソロのメンツは結構稀有なメンバーかもなぁ。KinKiはKinKiで音的には勿論贅沢な音なんだが。つよっさんのソロのあの有機的な音の転がり方にわくわくする感じは、ドームでは難しかったんだろう。
漫才はドームでできたけどw
途中で光一氏ギター。
ドームはペットじゃなかった(笑)


7:15頃かな。
『薔薇太』かっけー\(^o^)/
プラグイン』大好き(*´∀`)
Nアルってあんま聴き込んでない。さらっと聴いた時点であんま好きな楽曲がなくてwう〜んw
でもその中でめちゃ好きなのがプラグイン。あとは陽炎、薔薇太、鍵箱とか。

メドレーいいよね。
この辺も鉄板。Timeはめっちゃわくわくする。

7:45ぐらいだっけ。
コールがちょっとあってアンコ。さて今日は紅白衣装かなぁ?結構期待してた。
ところがwベージュの衣装www
「あ”〜〜〜」と溜め息のような落胆の声がドームに広がってたわw

光「何も決まっていません。でも少しでも多くこういう時間を皆さんと持てたらと思います」
いつもの挨拶(笑)
でもね。誠実ではある。きっとそういうとこは誠実な光一氏。云えることしか言わないw

あ、そういや2年前の実現できたらって準備してたやつ流れたらしいね。何だったんだろう。

そして今月の日経エンタ読んで思ったけど、ソロコーナーって光一氏発案だったんだね。MCでのソロコーナーやる経過を語ってた時はヒロムからの案て言ってたが、ありゃ光一氏なんだろうな〜(笑)
でもってソロとKinKiを切り離していたつよっさんに対してのその思いへの配慮とか…。そんなんもありつつの、KinKiでの、ソロ。
光一氏の今やらないともう出来ないと思ったという言葉が重い。これ読むまではなんとなくすんなりやったのかと思ったが。
やっぱりつよっさんには厳然とポリシーがあって。そこをなんとか崩そうとした光一氏。
最近ずっとソロコーナー無くて久々のソロコーナーだったけど、アリーナでするっと受け入れて。だもんでそれ以前のこと忘れちゃってたw
つよっさんも難しかっただろうに。でもってなんか歌っときゃKinKiファンは別に満足したと思うのに、敢えてセッション突っ込んじゃうあたり…つよっさんだ(笑)きっとそれもご縁と思ったんだろう。

私ソロはソロでも、純然たるソロじゃなくてKinKiのソロでいいやと思う。Φの提供ソロ曲をコンでやるそれぞれのソロコーナー好きだった。
あくまでも、KinKiの提供曲でのソロ。ソロはソロでもKinKiだった。自作曲でないソロ曲とソロコーナー。あれぐらいで良かったんだが(笑)
でもな。もうそういうのはやらないんだろうな。
意外と変わっていくふたり。
それはそれで面白かったりちょっと寂寥感あったりするが(笑)彼らはちゃんと自分達で自分達の人生を生きている。
それを眺めさせて貰って、時々その提供されるエンターテイメントで楽しませて貰っている。
あの成熟さ加減と安定感。でも相変わらずの蒼さと硝子のような脆さ。さすがっす(笑) 

ここの『愛かた』から『銀色暗号』の流れが(;_;) 

Wアンコ。
いくらケツカッチンでもオーラスだし、そこはあるだろう。アリーナで抜けてる人もいたが、規制退場のアナウンスはない(笑) 
やったー!『ジェロマ』だー!!!!
皆必死でペンラ振るwww
大好きだぜ。みんな(笑)この力一杯さ加減(笑)
会場全体がめっちゃぐるぐる\(^o^)/
終了8:15頃。
楽しかったですー!

風邪引いててコンから8日も経って書いてるから、ほぼほぼ忘れてるw
でも自分の忘備録として残しておきたかったの。 
最近ジャニーズWESTに寄っちまってる自覚あるから、KinKiコンてどう思うのかな?と自分でちょい不安だったが。
やっぱ楽しかったし、風邪で体調悪かったのが残念だったぐらいで。
今朝から目覚ましはふたりの声です。
ちゃんと起きれたぞ(笑)


  
 

KinKi Kids 2017 1/1 in京セラドーム

体調悪いのにコンなんか行くもんじゃない。
はい。
一番の感想です。
せっかくのライブなのに受け入れられない。
非常に残念な結果。


まぁそれは置いておいて。
スマホに機種変して入力が面倒で長文打てません。ミスタッチ多すぎw
なので以前と比べてあっさりですw

そもそもNアルがイマイチだったんだよな(笑)
いやKLもなんだが。今にして思えばJは良かった(笑)
てか自分の中じゃHIΦJが好きな楽曲の多いアルバムだった。最近のは好きな楽曲が少ない。
ふたりが好きだから買ってるけどこの楽曲の好みの合わなさはどうすりゃいいんだw
いっそふたりのソロのみ行くかwいやソロ楽曲は好きなんだよ。
でもってNアルはPluginと陽炎、ホタル、薔薇太、夢傷、鍵箱ぐらいしか(笑)
マッタリはイマイチ好きじゃない。でもってドンちゃんの良さが分からない。建さんプロデュースの方が好きだった。
まぁでもそうやって進んでいくんだろう。
どこかで好みがまた合うのかもしれないからな〜。


でドームコン。
アリーナは広島グリアリに1回入っただけだから、既に記憶が怪しいw
以前光一氏がサイズダウンはまだやり易いみたいなこと言ってなかったか?
ぱっとみアリーナコンとそんなに変わらないイメージ。
でもあの演奏のクオリティをドームで再現は大変だろうな。サイズダウンじゃなくサイズアップ。あ、でもそれが彼らには普通か。
やっぱドームだから反響はある。でも煩わしい程じゃない。
でもってアリーナとの一番の違いは、ふたりがちっちゃい(笑)やっぱドーム広いな。
でもふたりの存在感でドームを埋めちゃうのが凄い。

始まる前セット中央がスクリーン様のもので四角く囲まれている。アリーナこんなんだっけ?やばいw覚えてないwww

一週間ほど前同じ京セラでジャニーズWESTの近見たが、開始前にセット丸見えで学芸会テイストの質感にちょっとがっかりした。
やっぱKinKiは違う。つうか主に光一氏のこだわりかもな。

開演前のコールあり。でも揃わない。仕方ない(笑)
ちょい遅れぐらいでほぼ定刻開始。
MC何時からか見損ねた。
最初は紅白の話。
剛「俺が進んでやったみたいになってるけど、違うからな」
衣装被りの話。
光「あれちゃんと企画書が来てん(笑)結構な紙の企画書。さすがNHK

剛「本番での映り方が微妙やったから俺が勝手にやったみたいにw」
光「俺はずっと心配で見ていた。何故かというと…」
実は衣装合わせの企画段階から、光一氏はつよっさんの衣装を似せるべくアイデア出していたらしい。ここいら辺に飾りを、とか。
剛「お前めっちゃ関与してるやんw」
光「せやから上手くいくかめっちゃ心配で見てた」
なるほどw光一氏がつよっさんの方見てるなとは思ったが、そういう訳だったのかw

剛「演歌歌手の方の周りのスタッフのスーツのダブル感半端ないw」
剛「ゴジラが頭から離れなくて、イエモンさんの好きな楽曲なのに頭の中で勝手にゴジラの曲になってたw」
あとゴジラを鎮めるのに良質な音楽を的な前フリがあってのKinKi。
剛「ええ?!そこですか?!てなった」
剛「NHK意外と緩かったwマツコさんとタモリさんのあれやりたいw」
光「実況言って喋るのかと思ったら前に出された。真面目にやり過ぎたw」
らしいっす(笑)

剛「紅白の客席前の方がおじいちゃんおばあちゃんで」
光「今日もあんま変わらないw」
こらw
光「イエモンさんコンサート来てくれて、MCで俺みたいなトークしたら怒られちゃったってw」
まぁね(笑)


誕生日のケーキ登場。6:50〜7:10ぐらい。
ウエディングケーキの様ながっつり何段にもなったケーキ。
最上段にふたりの人形が飾ってある。
光「でも似てない(笑)」
歌を豪華に演奏して貰い吹き消すが、1本残る。ちょけ顔で吹くが消えず。
紅白のPPAPネタから、
剛「PPAP言ってみ」
消える。
光「破裂音がええんか」

剛「私からのプレゼント」
奥から赤い大きい袋を持ってくる。
光「去年と同じぐらいやw」
剛がドン!と置く。
光「重そう」
開けて笑い崩れる。
剛「全部揃えた」
まず雑誌を取り出す光一氏。めっちゃマッチョな人が載っている。
剛「そんなん目指してるんやろ?」
光「違うってwww」
アミノ酸とかブロテイン的な物や混ぜるタンブラー的な物までいろいろ。
剛「使えるものにした」
光「これ飲もう。ハサミある?」
スティック状のアミノ酸を開封して飲む。後でドリンクも飲んでた。
剛「今飲むん?!」

もう一つのプレゼント。
剛「お前似合うかなとバイクを…」
光「バイク!?ほんまに?」
ドンちゃんが乗って登場。
しかし実は前輪とハンドルのみの代物。
光「どこから持ってきたん?これSHOCKの時使ってたわ〜」
剛「じゃSHOCKで使って下さい」
光「今じゃこのシーンない」

光「どこ置こうか」
剛「ジャニーさんの机の隣に置けばいい。チリン1回でお茶とか秘書と決めておく(笑)」

どっかで光一氏が「剛」と呼んでてそれだけでテンション上がるw

7:10頃から雪月だっけ?

7:25頃からソロコーナー。
YOSHIEさんだぁ。
つよっさんの昔の音源から引っ張って来た曲。
あ…結構好き。剛紫っぽい雰囲気。
剛紫好きなんだよね。
セッションは…(笑)苦しいなこれはw
いつものつよっさんのファンクのバンメンさんならいいけど、このメンツでやってもな〜。グルーヴ感がないというか。遊びやラフさが…。一生懸命やってる一生懸命さが邪魔。演奏者のマスターベーション見てる気分だ。結構苦痛。
でもアリーナの時は楽しかったのにな〜。
何故?
広さか?
ドームはああいうセッションに乗るっていう濃密な空間には不向きなのかもな〜。
結構長かった。7:40頃〜8:10ぐらいかな?
8:45頃本編終了。
5分程アンコール。
でも長く感じるw
出て来たふたりが紅白の白い衣装。
おおー!
TVでつよっさんの背中確認できなかったから、一生懸命見る(笑)
あったw鶴だ。Twitterの画像はつよっさん背中だったのね。光一氏も背中?
ふたりで鶴背中にしょって白い衣装で銀色暗号とか泣ける。

衣装について。
光「これ紅白の為だけの衣装だったんだけどせっかくだから今日だけは着ようかとなって。思いつきで『今どこあんの?』『クリーニング持って行くとこです』東京から持ってきて貰った(笑)今日だけです」
ええーw明日も見たいー!あのベージュの衣装よりいいよ。

挨拶でマイクをゴロッと落とすつよっさん。
光「お前何年マイク使ってるw」
剛「ポケットじゃなかった(笑)」
ポケットかと思い手を入れようとしたら、只の切れ目だったw
光「そんなに着てないからな(わからへん)w」

2017年何があるとは言えれませんが、とのこと。
あ、素数の話を光一氏がしてた。
平成29年、2017年。どちらも素数。どちらも2か入ってる。20周年で自分達も2人。
2は一番小さい素数。1は素数じゃない。
そんなふたり…みたいなことを一生懸命力説する光一氏。
素数という言葉が出ただけで既に『よう分からんw』なつよっさんw
光「建さんは分かってくれますよね!」
建さんコクコク頷く。あざーすw
光一氏からふたりって話が出てへ〜と思った。
単純にそう思ったから言ったんだろうな。

終了は確か9:15頃。
客電点いてアナウンス始まったが、その間コールや拍手が全く聞こえなかった。
ちょっとびっくり。
最近はそんなものなのかな?
まぁ前の席も70代ぐらいと思しきご夫婦と孫の女の子って感じだったから、そんなにファンでもなきゃそんなもんなのかな〜。

パンフ読んで印象残ったこと。
もうふたりにとってはソロ活動が当たり前のことで…その合間のKinKi活動なんなだろうな…と思った。
そりゃ個人仕事の比率が年齢上がるに連れて増えていかないとやばいとは思うよ。
でも真ん中はKinKiなのかなと思っていた。
自分がめっちゃKinKi大好きでライブ行きだし頃が2008年で。
KinKi本体の活動の少なさに歯痒さを感じていた。ちゃんと露出すればもっと…と。
でもきっとふたりはそんなこと望んではいないんだろう。
ゆるゆるでずっとたゆとうように、そこにいるんだろうなぁ。大河というか母港というか(笑)
ほんと贅沢な空間と時間です。
あれだけの演奏者さんやダンサーさん従えて、ドームでのコンサート。
きっとそれを可能にする為にはそれこそ沢山のスタッフさんも居て。
もうね。
愛でるしかない。堪能するしか。

今日も行ってきます(笑)

 

 

 

 

日経エンタ2014.6月号のジャニーズWEST

古い雑誌がたまたま目に付いて。

あれ?ジャニーズWEST出てるやん。

日付的に10000字インタビューより前だ。何書いてたっけ?

もうこの辺は彼等にとってはどうでもいいことかもしれないが。

読んでみる。

 

・異様な雰囲気の中、デビューに全く触れずに進む正月明けの関ジュコンやりつつ、

「デビューってこんなんなんかよと思った」

と照史。

確かにな。あれは辛かっただろう。

 

・デビューしたいと社長に直談判して、

「CD出してどうすんの?大変だよ?それに今仕事いっぱいあるじゃん」

「CDデビューして何がしたいの?」

と。

ひえwそこ根本やろw

ヒロムからすれば、”仕事あればいいじゃん”なのかwそりゃ3人俳優でって言うわなw

文ちゃんや4Uにも言っちゃいそうw

そりゃそうだけどさ。

でもってこの頃って、年3回の松竹座に関ジュツアー、映画してシゲと淳太がTVレギュラーと流星ドラマ、濵ちゃん舞台か?あと照史やシゲもドラマあったり?

確かに仕事はあるよな。関西は松竹座が年3回あるのが大きい。

 

今の関ジュは結構危機感持ってるようだが。早く下が育って欲しいと思う反面そうなると龍太、康二、大吾は?と思う。流星は若いからいいけどw

 

それはさておき。

ヒロムってCDデビューにあんま重きを置いてないのか?

ええぇwだった(笑)

 

・『ええじゃないか』は年末に4人でバラバラに録ってたそうだ。

中間「でもそういうのもありがちなことだった」

なんとなく流れる時間。

 

・年末の東京行きは日生の打ち合わせだったのか〜。

カウコン用に上京した訳じゃなかったんだ。だから結構ここで時間経過があったんだな。

 

・濵ちゃんが、

「ぶっちゃけ、全然諦めてはいない」

と流星に言ったと。

おいおい(笑)お前諦めてただろw

 

・流星は現実問題として入れなかった時にどうしようかも考えていたと。

期待はせずに可能性を信じていたと流星。

この辺なんか10000字と違うw

あ……でも……。濵ちゃんに言う時は絶対入ってやる!だったのかな。鼓舞してる。

 

・神ちゃんは、ファンにいろいろな思いを俺らの方からは感じさせんとこうと。

でもさ。正月の城ホのMCで。

今年の抱負みたいな話になって。

濵ちゃんは笑いで落としたのに、神ちゃんはガチで、

「俳優を頑張る」

と。

そのガチさ加減が何とも言えなかったと、レポした日頃から関ジュ見てたライターさんが。

そこは神ちゃんの意地もあったんだろうな。見てる者には伝わる。でもそう言うしかなかった神ちゃん。

 

・何故あの7人なのかみたいな話。

直談判で通るのなら、

シゲ「『そんなら私の好きな人も入れて言うて』てなるもんな」

その通りだ。文ちゃんと龍太は?って思ったもん。

でも元々があの7人だったと。

文ちゃんにもジャニーズWEST聞いて悔しい思いはあったけど、でもジャニーズWESTに入りたかったかというと、それは違うと。

 

・最初に日生の準備で4人が東京来てて、後から3人呼ぶと。そういう経過だったんだ。でもDCデビューの話は出ず。

神ちゃん達は1月中旬前に東京行ったらしい。結構ぎりぎりだなw

 

・年末の打ち合わせでは全然違うストーリーを考えたりしてたら、ヒロムが通りかかって、

「リアルな話にすれば?」

と。そこから演出家さんが軸を作って、台詞は自分達で。

シゲと神ちゃんのシーンは、

「この舞台で一番涙を取りに行く場面にしよう」

と決めてたと、神ちゃん。

小瀧と照史「あの台詞は神ちゃんの本音やと思う」

シゲ「神ちゃんは実際には絶対デビューを諦めてなかったと思うねん。けど劇中では諦めてしまった役。そういうパラレルワールドの自分を演じてる神ちゃんの感じが、すっごいリアルやった。神ちゃんの役が自分とも重なって、自分がそこにいるようにも見えて不思議やったんよね。一緒に頑張ってきて、一緒の舞台踏んで、一緒の経験して。酸いも甘いも全部一緒に経験してきたから」

神ちゃん「『なにわ侍』のなかで、一番えぐいシーンだったとは思います(笑)」

 

ここ読んで、すげぇw

えぐいと自分で言っちゃう神ちゃんもだけど、ここまで言葉でちゃんと表現することのできるシゲってのも。

シゲの中の神ちゃんに対する思いも伝わるし、自分とも重なるってのもそうなんだろうなと思う。それをちゃんと伝わるように言語化できるのが凄いな。きっと賢いんだろうな。あんまそうは見えないが(笑)そういうとこがきっと淳太とも合うんだろう。

 

・ヒロムの『なにわ侍』へのダメ出しが笑えたw

前日までは「最悪」「全部変えて」「お笑いが古いよ」と言われ、「恥ずかしくないの?」とガチのダメ出しだったと。

いろいろ変えて初日は「最高だよ!」www

 

・『その先へ…』で神ちゃんが4人を見るとこがやばいと小瀧。

シゲは、

「後輩の見に来てくれた時の『その先へ…』もやばかった。一緒にやってきた仲間が客席で見てるのが不思議で」

「『あれ、なんであいつら客席におるんやろ?ステージ来いよ…あ、そっか』みたいな。しかも泣いてんのよ、康二がさぁ」

中間「康二が泣きよるねん、うずくまって泣いていたもんね」

シゲ「『♪僕らの人生(ミチ)はまだまだ続く〜』ていう歌詞もまたずるかったんで(笑)」

泣いていたよね康二。こっちまでもらい泣きしたわ。

でもって、やっぱちゃんとそれ言葉で言ってるのがシゲだ。

 

・グループとしてどう攻める?と聞かれ、

流星、小瀧は他のグループのファンにも好かれたいと。

シゲは「新人」が個性と(笑)

あと関西と関東のバランスなんかも聞かれてた。

 

こういう真面目な座談会的なインタビューって日経エンタぐらいか?

普段の$誌のインタビューはここまで真面目にがっつりは喋らない。

シゲが意外と真面目によく語ってた。

勿論バド2人はメインで喋ってたが。

 

写真はばくさん。テキストはちょこちょこ名前見る人で、結構関ジュにも詳しそうなライターさんだった。取材なのか元から知ってたのか分からないが、関ジュに関しての記事の時は結構親身に書いてくれるよな〜といつも思う。

以前関ジャニ∞が東京出始めた時や、KinKiに関する市川さんの記事も良かった。

日経エンタ様ありがとうございます(笑)

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『溺れるナイフ』を3回観てしまったー其の2

溺れるナイフ』感想の続きです。

 

・山の中。

きっとコウが隠れ家的に使ってる小屋へと続く径だ。
ここも印象的だね。緑と落ちる傘。

ストーカー男の呪いに絡め取られて1年過ごした夏芽とコウ。
若さの持つ根拠のない万能感と、現実で味わう無力感。
そこに負けたコウ。そりゃそうだろ。好きな娘を助けられず、目の前でたたきのめされている。
夏芽はまだそのコウを見て『助けて欲しかったのに』と望めばいいだけだ。
ざっくりとした匂わすだけのSEXシーンより、あの布団に包まって勢い良く反転するコウの方が印象的だった。
あと夏芽を上に乗せちゃってるコウとかw体格絶対夏芽の方がいいだろw
終わって、
「もうこれきりにしよう」
と言うコウに、
「逢う事?それともこういうこと?」
と聞く夏芽。
やっちまったんかいwww
この台詞でやっと分かる。
しっかしか細いな、コウ。
ここで生きるという彼。うん。彼の場所は此処だろう。土地や神さんと繋がっている彼。
選ばれた者という点で夏芽とは共通点があったが、夏芽は雄々しく前に進む人間だろうし、コウはひっそりと人間界からは孤高であの場所にいる人間だし、大友は安らかに平凡な人の営みを送る人間なんだろう。カナは…分かんない(笑)持つ者に憧憬するが、自分の目で見ることしか見れてない。自分の世界が一番。
大友はまだ知っている。違う世界があって、そこは自分の世界ではないことを。

・このスナックは?
大友んちのスナック?親父漁師じゃなかったんかいw
いそいそスナックを皿に持ってる大友可愛い。
「別れよう」
という夏芽に、状況が把握できてない大友。あの間がいいね。
「うん………ん?」
みたいな。
地道に現実的な打開策を図る大友。
「遠距離でもええよ」
違うんだよね。
「コウか?」
寝ちゃってるもんね。

原作はもっと複雑だった。
大友に触られるとどうしてもストーカー男のことを思い出しフラッシュバックが起こり、生理的に受け付けられない夏芽。……大友気の毒過ぎるわ。

夏芽に被さってのシーンの大友切ない。
ここからカラオケ歌うってのが凄いw

歌う大友の姿映らなくても夏芽の演技のバックにずっと大友の歌が流れている。長回し
「東京いくんだろ」
だっけか?歌の途中の叫んでた言葉はアドリブだったらしい。シゲ、
『アドリブ使って貰えて良かった』
と。
ここも監督の言う、
『止めないのでやり通して下さい』
のシーンの一つだったんだろうな。

最後の大友いいよね。
ちゃんと夏芽は笑顔になったし。

最初観た時は、シゲのカラオケシーンときき、どんな風にシゲ歌うんだろ?と思ったが、観てるうちにそういうの忘れて普通に大友として観てた。

あれジャニーズWEST重岡大毅じゃないよね。大友だ。

結構素のシゲに見える様にナチュラルな演技をしているけど、それは結局大友の演技なんであって。

ちゃんとシゲと監督が大友を作り上げている。決してそれは素のシゲじゃない。ファンは、

『きゃー!素のシゲっぽい』

と思うかもだが。

素のシゲに近い大友を演じているんだろうな。そしてそれを撮ってる。

だからきゅんきゅんするが、それは大友の可愛らしいや男の子っぽさや男前さについて、であって。シゲではない。

でもまるでシゲ、若しくは大友ナチュラルだと観客に思わせたのは監督の手腕だろうな。

・この辺の時間経過がよく分からない。
東京に戻ると決めて出る日の話なのか?

・「俺はイカ焼きに青春を捧げるんじゃ」
原作では親友だったコウと大友の数少ない絡みのシーン。普通にフラットな関係なのが伝わる。
シゲが、
「あそこでわだかまりがあると、大友の負けた感が出てしまうから」
と言ってた。
2人の関係性はがナチュラルだよね。好きだ。

・踊るコウ。

これちょっと羨ましかった。まんま菅田将暉のPVやんwシゲのこういうの見たかった〜。てな訳でこのシーンの意義はあんま感じなかったな。緊迫感はあったけど。

・ここな。
なんで小屋に夏芽がいるのか。そこになぜストーカー男が出現するのか。不思議。
描写がないから唐突に感じる。原作もどうだったか覚えてないw
おそらく最後に夏芽はあの小屋に来たんだろう。祭りの夜だからコウが小屋には居ないことを承知で。
訣別か?
そこに恐らく後を付けてきたストーカー男が現れる。
呪い。
呪縛。
絶対に逃れられない呪いをかけに男は来た。

それに対して夏芽は、
「コウちゃん、殺して!」
と叫ぶ。
この辺の心理がよくわからん。
「カナちゃん邪魔しないで!」
と、カナを部外者にする。
きっと2人にかけられた呪いを再び撥ね返す為に必要なことだったのかもしれないが。
2人の呪いからの解放の為に。

でも結局はそれは更なる呪いを発動しただけだった。
夏芽をまっサラな自由にして翔び立たせる為に、コウは我が身を挺す。
でもコウはこの土地を離れたはしないから、それはそれでいいのかもしれない。
神さんが見ている。

カナは…勝ったと思ったのかな?夏芽に。コウを支えて(弱みを握って)あの土地でずっとコウと幸せに…か?
きっとそれは砂を噛むような生活だし、カナもそれを分かって、どこかで別れるのだろう。

シゲが、
『大友には幸せになって欲しい』
と。
そうだよね。いい奴だもん。

・受賞シーン。
これ何年後の設定だろう。夏芽若いぞw
でもって受賞作品が作りがちゃちいと言われてた。映画賞受賞作品なら、もうちょいなんかやり様があるだろうとw
勿論その後のコウとの対比があるからこそだろうとは言われてたが。
この映画の男優誰だ?名前知りたいw

あの暗いトンネル内で一瞬映る夏芽とコウの表情と、そこに至るまでの表情。
ストップモーション。

このラストは、映画のオリジナルラストらしい。
言われてたみればそうだな。でも原作の方がほっこりしたけどな。
オリジナルラストとは思わなかった。ここから原作に続いて本当のラストは原作のラストなんだろうなと思ってた。

原作は一応ハッピーエンドだけど、映画は違う道を歩く2人……なのかな?

 


は〜って思わずため息が出そうな映画だった。止めてた息を吐き出すというか……。
ふつうの幸せ青春恋愛映画じゃないよな。確かに。
3回見ちゃったけど(笑)

大友は主演2人に比べたら出番少ないけど、本当にいい役だった。
『殿、利息でござる』も、サダヲちゃんの息子探してた監督が当時ドラマやってた重岡大毅を見つけてくれた。
それもこれも、彼の、

『目の前の仕事を一生懸命やる。それがきっと先に繋がると信じて』

という思いでお仕事してるからこそだろう。光一氏の言葉と余りに重なっていて、ちょっとびっくりしたが。
そんなとこが、シゲを好きなとこかもな。

はぁw
見終わってほぼ1ヶ月後の感想文ですwww

すみませんw同じ事2回書いてるとこあるw

読み返して判明したが直すの面倒でwすんませんwww 

 

 

 

ーーーおまけ(映画のその後)ーーー

 

「お前、よぉお?」
手元の面の型作りから手を離さず、久々に訪ねてきた幼馴染の大友の声を聞く。

「この前の映画賞の授賞式見たか?」
「いや」
「見てなかったん?夏芽ちゃん出とったで?」
「……」
黙々と手を動かす俺に、邪気のない声で、
「相変わらず綺麗やったのぉ」
と。
「そんなん…」
「ん?」
「そんなん見んでも…」
夏芽は綺麗じゃ。
昔と変わらぬ雄々しい歩みできっと自分の道を進んでいる。
「見んでも?」
分かりきった答えを言いそうになり、
「ほうやのう。夏芽やしのう」
ちょっと微笑んでそう伝える。
それで伝わる。
こいつには。
「相変わらずのコウじゃ」
とこっち向けて浮かべた笑顔は昔のままで。

「そういや結婚したんじゃったのぅ」
と大友に。
「ん。安定期入ったから、海を見せに来たんじゃ」
と、大友がお腹の大きい仕草をして見せる。
浮雲のな」
いつも変わらない男。
「俺らの育った場所じゃ」
海のような男。
「赤ん坊楽しみじゃな」
「おう!」
明るく返してくる。

「お前らも、な」
「え?」
「きっとそんな日が来るけぇ」
「……」
「大丈夫じゃ!」
思いっきり背中を叩かれる。

「ほなの」
「おぅ」
夕陽の中、友が去って行く。
『またな』

俺は
いつでも
ここに
居る。

浮雲に。

なぁ……夏芽……。

 

 

『溺れるナイフ』を3回観てしまったー其の1

溺れるナイフ』初日に行って、その後2回行ったw
どんだけ好きやねん。
でもって感想書きたかったのに、書いてるうちに消えちまったw
前半今書き直してるw
一月前に書いた文なんでほぼほぼ覚えてないw

ネタバレありいの感想です。
でも肝心のとこは書いてないけど。
メインは自分の記録用だ。

まず視点は、ジャニーズWESTファンがシゲの出演してる『溺れるナイフ』見に行ったよ〜的スタンス。
だからそっちメインです(笑)


・夏芽のモデルシーン。
うわwケバいよな〜。いや化粧が(笑)
と思ったら、撮影終わったら大人しげな夏芽。ちょっと意外。
と、思う間もなく引っ越しして浮雲に向かう夏芽家族。
展開はえぇw

・歓迎の宴会抜け出して海岸へ。
『神さんが見ている』『立入禁止』
の立看板を横目に、海岸へと向かう夏芽を風が煽る。
夏っぽい白いワンピースが風に吹かれてスラリとした肢体が衣類越しに露わになる。
へ〜とちょい興味深い。
少女性を撮ってる若い女性が監督らしいが、こういう身体的なとこを撮るとは思ってなかった。

・弓を描いた波打ち際。黒い海。遠景にぽつんと赤い鳥居が印象的。
白いワンピースの夏芽の視線の向こうに、波に浮かぶ少年。
白い。
何もかも。肢体も服も神も肌も。
岩場の夏芽に近付くとこは異界の生き物めいて見える。
ひゅんっと近付き、顔を近付ける。天狗かなにかのようなその動き。

・おー学校シーンだ。大友ー!(笑)
あんま台詞ナチュラルじゃないなw
夏芽の視線がコウに向かう時ふっと一瞬大友を経由する。
シゲ、中学生っちゃ中学生だw周りとたしかに違和感ないw
それよりカナがいいね。めっちゃ田舎っぽい。くせ毛気味の髪を両脇に引っ詰めて括ってる感じが何とも言えない。

・海のコウと夏芽。
映画では、
「綺麗じゃのう」
とコウが言った景色は見えない。原作では夕陽の落ちる海だった。意図的に見せないのか?
飛び込んだ海と楽曲は印象的。
随所で音楽が鳴っている。

・カメラマン役のミュージシャンさん。
存在感あるね〜。

・自転車乗った夏芽。コウに対抗心。
「いなげじゃのぉ」
と言われる。
いなげってどういう意味?
つうかエンドロールに方言指導とったが、浮雲ってどこよ?方言は関西弁+広島弁みたいな感じ。
町並みなどの映像はちょいマット。色味を弄ってるのかな?

・国語の時間か?
イザナギイザナミの話をする教師。
「女には二面性がある」
と。
そのあいだ中ずっとカナが画面の端に映ってるw

・山の中で写真撮るシーン。
やっぱりコウの動きが人間っぽくない。
なんでそこで鬼ごっこしてるw
そしてやはり水がある。森の中の湧き清水が自然と流れるような場所。湿気が土を湿らせ、その土が夏芽の体に塗れる。
コウに勝ちたかったという夏芽。
なんなんだろうね。
この関係性は。

魔性の女って言うけど、コウはそれの男版て言ってる人もいてw
なるほどな〜。魅入られ執着する。
でも実際はやっぱり夏芽なんだろうな〜。
その生命力で、人を惹き付ける。

山戸監督って元々少女や少女アイドルを撮って注目された人らしい。
ステージで歌ってる重岡大毅ではなく、ステージではない時に笑ってるシゲ見て、
『大友いたー!』
と思ったらしいw
アイドル笑顔じゃない素っぽいシゲの笑顔を見て、ってことか?
女性アイドルを撮る方法論は持っていたが、男性アイドルはどうしようかと思ったと。
アイドルは仮面を被っている。その仮面を被り続けることでアイドルとして成長する。
でもファンはきっとその仮面の外れた瞬間が見たいに違いない。
だから、そこを撮りたいと。
今だからこそ撮れる少年期の最後の煌めきを、その輝きを。
ファンに見て欲しいと。

その為には。
長回しだったり、何度もちょっとずついろいろシチュエーションを変えて演じて貰う。
同じものを演じないことによって生じる緊張感に、そこに素の重岡大毅を出そうと意図する監督。
細かく演出を付けることによって、敢えて演じさせないようにするというか。
インタビューで、
『でもそういういろいろなことを考えたり指示されたりしつつ、というのは得意なんじゃないですか?』
と問われ、
『いやでもあんなにいくつも指示されてやるというのは難しかったです』
と、シゲ。

それ読んでふっと思い出したのが、木原音瀬の『リバーエンド』の続編。
映画監督志望で、とある映画のメイキング制作の仕事が回ってきた青年の話なんだが。
年配の巨匠監督に、第一助監督、第二助監督、大道具小道具、タイムキーパー、照明、カメラマンという映画撮影の現場が舞台。
ある日、監督が主演男優に演出を付けていく。
俳優の演技が監督の思うものでは無かった為に、非常に根気よくテイクを重ね、細かく指示を出す監督。
俳優と、自分の画との齟齬をそんな風に埋めようとする監督。
そんなシーンを思い出した。

そして堂本光一が言ったこんな言葉も。
『舞台では座長はフロントに立つ自分だったりする。でも映像作品では座長は監督だ』
と。
映像作品では、それは主演俳優のものではなく、最後にそれをどうまとめるかを考える監督のもの。

確かに。
そんな世界なんだなと、今回一連の『溺れるナイフ』のインタビューを読んで思った。


22歳の重岡大毅
少年にも見える。
そして思いっきり素のシゲの仕草に見える。
でも、これはすべて意図して監督の引き出した重岡大毅なのか。
演技には見えないナチュラルさを演じるのは、結構大変なのかもしれない。
でもってそんなナチュラルに見えるシゲを見てきゅんきゅんしてるんだから、見事に術中に嵌っているw

・坂道を自転車で来る大友。
ださださたTシャツに白いタオル。
家業の手伝いで捕れた鮮魚を旅館に配達しに来た大友。
中学生だけど、旅館の女将と喋る時は妙に大人びている。きっとそんな受け答えは、仕事をしている親を見て自然と覚えたんだろうな。
そんな風に思える大友の応対。

でも夏芽と喋る時は普通の中学生の男の子。
恋愛感情なんて欠片もないのかも。まだ子供かも。いや思春期なんだけど、異性に向けてのストレートさが可愛い。
「お前よぅお〜脱ぐんか?」
「脱がないよ(笑)」
「良かった〜どんな顔して見ればええんか分からんし〜」
みたいな話を、貰ったアイスキャンデー頬張りながら、ひょいっと脚を上げつつ言う。
その屈託のなさと軽やかさが、まさに中学生だ。
そのあとの、
「お前の母さんキレイじゃの」
「ああいう顔が好き」
と言って自分の頬を突く。ちょい照れてる男子中学生w
リアルにいそうだよな(笑)
ここの中学生のじゃれ合いもナチュラルで可愛い。

・コウと夏芽の二人のシーンは、一種独特のテンション。まさしくそれはテンション。両側から引っ張られた糸の状態。
写真集できたよって言うだけのことで、なんでこんなに緊張感漂うんだw
でもって用水めいたとこをひたすら走る。用水の中に倒れる夏芽。この制服の濡れてる状態が色っぽいよね。
その後のシーンは只管エロいw
あの溢れた炭酸飲料を舌で掬い取りキスするコウ。
存在感がコウでしかない。菅田すげぇ(笑)

・あの河川敷の巨大な水溜りといい、ロケーションが面白い。
水がコウと夏芽のシーンを常に彩っている。
地団駄踏む夏芽が子供っぽくて面白い。
「もっと面白く生きるから!」
と言い切る夏芽すげぇ。
気怠げに、
「お前が綺麗だったから付き合おうてもええかと思うた」
と、手に入れたビー玉の輝きがくすんでしまってがっかりしている幼児のようなコウ。

二人のシーンは緊張感はあるけど、現実味はない。どこか現実離れしたコウと夏芽。
女だからか夏芽はまだ足が地面に付いているが、コウは違う。
誰かがコウを”運命の女”の男版だと言っていたが、なる程。
普通は女の方が引きずり回しちゃうんだろうが、この映画では男が狂わせる。
夏芽はモデル体型でほっそりしてるんだが、バイタリティがある。生命力と言うか。コウにはその泥臭さがない。
大友は…ちゃんと生活している人間のリアリティがある。
ちゃんと触れる。体温や水分がある。夏芽も同様だ。
コウは体温が感じられない。こういう存在感を作り上げた菅田の演技構成力は感心する。

・バッティングセンター。
中学生とその先輩か?
きっと先輩役の子たちはリアルその年代で。
シゲは実は彼らより随分年上の22歳。でも後輩にしか見えないw
夏芽を「普通の子」と言う大友に、夏芽への気遣いが感じられる。何も知らない者達から、ともすれば特別視されそうな夏芽を密かに庇っているような。
人間的な優しさを感じる。大友の健全さ、というか。

・カナが嫌いだ。
あの大人しそうででも実は積極性のある感じとか。
コウの所に差し入れを持って行くカナ。
男はステロタイプで、厚みがないと評していた人がいた。確かに。
お面作ってるのはお父さんか?原作そうだっけ?おじさんが神主ってのは出てきたが。火祭りの面を作る父と息子。
???だったwすまん(笑)
あ、上白石は演技上手いんだろうな。
「撮影の日程上カットされたシーンや台詞もあった。だから次のシーンで、本当は表現するはずだったものを乗せて演じなければならないのが難しかった」
そりゃ難しい。
無くなったシーンの意味を次のシーンに上乗せするとか。よっぽど達者な役者でないと。

・映画の台詞の練習する夏芽。下手www
でもって、出ました!ストーカー男w

・浴衣の夏芽。細いwウエスト周り補整入れてやってくれいw
コウが浴衣の帯直せるのが以外w着付けやってるのかコウ(笑)でもこういうのドキッとするよな。
夏芽を引き摺り回し、停まっている無人のバスの中でキスするコウ。ここは高校生っぽくて可愛いな。でもそんなとこを見られてたんだね。ストーカー男に。きっしょいわぁ。

・火祭り。
シゲの顔の化粧がwあれお面組と化粧組はどう違うの?化粧組が若年層?
途中陶酔したような表情のシゲ。お祭りなんだからそうなんだろう。

「上で犬探しとった」
と夏芽のお祖父ちゃんの目撃情報を伝える大友。
このナチュラルさがいい。
間かな?台詞回しかな?普通に地元の子感が出ている。
プレス関係の試写会後、
『地元出身の新人の俳優かと思った。それだけナチュラル。まさかジャニーズとはw』
というコメントしてた人いたがw
確かにな。

大友の駆け下りるシーンはここか?もっと見たかったな。一瞬だった。

・車の中の男。うわwキモいw
でもってやはり水がある。
上から川に降りた夏芽を引き上げようと手を伸ばすコウ。
この届かなさが切ない。後ろから背中をストーカー男に石で殴られるコウ。
そりゃ夏芽を助けられなくても仕方ない。コウはまだ中学生だよ。
そして川の中で暴行されそうになる夏芽はやはり色っぽい。乱れる着物。ええんかwこれと思いつつ見る。
大人達に助けられ、無力感に嗚咽するコウが切ない。

・高校生の夏芽。紺のブレザー姿が精彩に欠ける。
バスの中でキラキラ笑ってる白いブラウス姿のカナ。すげぇ。このコントラスト。

・出たー!大友ー!
高校の教室で、楽しそうにレイプの噂話をするクラスメートの女子に、
「お前ら品ないな」
と言ってしまう大友。ここでこういう発言できる大友は品性が…何て言うんだ?下劣の反対の言葉が思いつかない。人としての品性の良さ、清廉さが良い。ちょっとキツい表情で女子達に言い捨てる大友。
「食う気失せたわ」
と食事途中で席を立つ。
眉整えてる?分かんないw

・階段踊り場でカナと夏芽。
上白石「準備していった台詞の言い方を監督に直された」
と。
普通に言ったら普通の台詞なのに、そこに悪意を滴らせる。そこをちゃんと理解して演技しているのが凄いな。デキる17歳w

・グラウンド。
大友が優しい。
でもまだコウの友人としての大友。
夏芽にコウとの関係を問い、コウの近況も伝える。
確か原作では変わってしまったコウにちょっと距離を置いてるんだよね。
ちょっと離れて座るコウに、
「なんで離れて座るの?もっとこっちへ来んさい」
と、さり気ないナチュラルさで言う大友。いいよな〜。

・椿。
夏芽に椿の蜜を吸わせてあげようと、後ろに乗った夏芽もろとも自転車ほん投げて椿取りに行く大友w
おいおいw
大友…かwかっわええwwww
ここの台詞もナチュラル。
第一義は夏芽に蜜を吸わせてあげたい。なのに蜜のある椿を探そうと自転車もそれに乗ってた夏芽も放置しちゃう大友。
一途っちゃ一途www
でもってそんな笑い合うほのぼのな夏芽と大友を見る通りかかったコウの視線がやばい。
格好良すぎる。

・溺れる2人。
ここの音楽は好き。
その前の川沿い歩く夏芽に唐突に被る女性ボーカルとかは???だったが。
音楽入れ過ぎという感想も聞いた。山戸監督って、音楽を相当拘って映像にがんがん付ける人らしい。
あと元々少女や少女アイドル撮って、そこで注目された人なんだよね。映画のメイキング監督して小松撮ってる。今作が監督として商業デビュー?なんにしろ注目はされてる。アンチもいるが(笑)
そういう監督の作品展に出させて貰ったというのはありがたい。ただの少女マンガの実写化映画とは一線を画す。原作もふっつーの恋愛物の少女漫画じゃないし、それを話題の新進女性監督が撮ってる。
菅田が言ってたんだっけ。少女漫画の実写化は普通達者な中年の男性監督が取ったりする。商業作品として手堅く熟れた感じ。だからこそ。若手女性監督の撮る少女漫画の実写化がどうなるのかその視点に興味があったと。
言われてみれば…。ここ最近いろいろな少女漫画の実写化あるが、どれも手堅い。アイドルやイケメン若手俳優使って、きゅんきゅんさせる。でも…印象がペラい。
溺れるナイフは…変な熱量がある(笑)きごちないが、えいやっと力技かけられるというかw

地団駄踏んじゃう主人公の少女とか、生命力あり過ぎるその姿や、人がましくないコウや、自分とは全く違う夏芽に憧憬しているつもりがドロドロの怨嗟を向けるカナ。
そんなのひっくるめて、おっさんの作るアイドル映画じゃない。おっさんの監督は男性アイドルやイケメンを撮るが、山戸監督は少女を撮る。二次元の可愛い女の子ではなく、ストーカーに川床で犯されそうになり、好きな少年と海中で互いに首を締め合うような少女。
正面向いて相手が見られないからこそ離れてしまった。互いに相手の全能感を信じていたからこそ現実に打ちのめされていた2人。
しっかし男は弱いなw

この海中シーン、台風前で波があって下にダイバーさん控えていたけど、相当やばかったらしい。結構無理して撮ってたから”溺れる〜”がシャレになんなかったらしいw

・年の離れた夏芽の弟とキャッチボールする大友はどこまでもいい奴だ。
でも自分の汗拭いたタオルを夏芽に掛ける大友にーーーライブで汗だくになった自分のタオルをメンバーに使わそうとするシゲ思い出したw

・バッティングセンター。
ほんと大友と夏芽のシーンは長回しだね。
「好きにならないよ」
と夏芽に言われても、それでいいと言っちゃう大友。
きっと夏芽が可愛いんだろうな〜。
シゲが、
「ずっとデキたいい奴演じてたのに、やっぱ夏芽が好きだっていう男っぽいとこが出てしまっていた」
と。
それどこなんだろう。
分からなかったw
台詞噛むシゲさえ大友だ。
アイス一人で頬張る大友。

がちゃがちゃとお金入れて飛んでくるボールを空振りする大友w
楽しげに、
「見てなかったやろw」
と言いつつバッティングする大友。
かわえぇぇぇーwww
すまんwこればっかだwww

大友って次男で地元出るのか。
そこちょっと意外だった。

元々監督は、
「大友がいる!」
とシゲを見て思ってくれたらしいが。
ステージ上でのきらきらアイドルの表情ではなく、オフショット的なシゲの笑顔に大友を見たらしい。
でもって監督は少女やアイドルの顔を切り撮るのを得意としていたが。
では男性アイドルはどう撮るか。どんな切り撮り方があるのかを考える。
そして。
男性アイドルとしての仮面が外れた瞬間を撮りたいと。
執拗なまでに細かい沢山の演出を付け、何度も長回しで撮る監督。きっとその慣れることを拒否して作った緊張感で、アイドルとしての仮面がずり落ちて素を出すことを欲して。
何も作らず、準備せずに望んでくれと監督。
『ずっとカメラを回したら、続けて止めずに演じてくれ。きっとそこで何かが見える筈だから』
と、シゲに。
それに対して、
『楽しみだ』
と、フラットに返すシゲ。
シゲのシーンは長回しが多い。
菅田のシーンは反対に印象的なカットを重ねて。
鋭角的な菅田に対して、長回しで空気感をも一緒に映したようなシゲのシーン。

 

・黒いペディキュアに一つだけ咲いた椿。
多数を占める黒い色は、コウ?
そこにぽつんと明るい赤が。椿は大友?
部屋着の夏芽に焦る大友が可愛い。
でもってここが何度も監督に台詞変えて言わされたとこか。
元気モリモリ〜なんちゃら〜CDだっけ?可愛いよな〜。
あの眉毛イジリはどうでもいいが(笑)
不意を突いたように、ひょいっとキス。
リハやドライでキスするのかどうか戸惑ったシゲ(笑)でも、
「現実ではキスに至るまでのあの気持ちをずっと持続するようなことはないから、それは幸せなのかな?」
と。友人でいいと言っておきながら、愛しさの溢れ出てしまうその瞬間。
それをずっと何回もやり直して演じることによって、現実ではあり得ないキスに至る持続する時間。

ここなのかな?
ずっと見守るだけでいいと思ったのについ愛しさが溢れ出るのは。
いや…違うか。きっと別れのカラオケシーンなんだろうな。
「俺じゃ駄目なんか?」
のとこだ。
予告で、
「俺が笑わしちゃるけぇ」
と繋がった編集になってたから、てっきり夏芽の部屋で押し倒すのかと思ってたw

『俺が笑わしちゃるけぇ』
夏芽の為に、自分の気持ちは置いといて。
ただただ夏芽の為だけに。
男前過ぎるわ。大友。
ほんっっっっと、これで終わればいいのにと思う。

・カメラマンさんほんと腹立つなーw
大友と夏芽の邪魔すんなー!
とつい言いたくなる。
カメラマンと夏芽のやり取りも、そんな世界も、夏芽の思いも、何も知らない大友。大友はちゃんと地に足の着いた生活やそんな人々の象徴か。
持たざる者には見えない世界。だから夏芽とは行けない。夏芽は特別だから。写真家はそれを知っている。そしてコウも。

大友の当て馬感パネェwと言ってた人いたが。
まぁね。表面的に見ればそうだよな。
奇しくもデビューCD特典DVDで”やりたい役は?”と問われ、
「ヒロインの彼氏の友人で、途中ヒロインと恋人になりつつも2人を取り持つ良い人」
と言ってたシゲ。まんまやん(笑)
自分のキャラ分かってるよね。
菅田が、
「この年代で明るい役者って少ないから、シゲには明るい役をやって欲しい」
と。

シゲって”七色シゲちゃん”で、普段はちょけてるけど、根はクソ真面目だし、ふっとなんで今?!って時に真顔だったりする。普段笑顔だから、笑顔じゃない時のシゲって怖いぐらいの真顔だ。それも役者としての引き出しなんだろうと思う。
楽屋で人殺してきたような目をしてることあるとメンバーから言われたシゲ。普段とコントラストあり過ぎるw
あとクソ真面目過ぎて周りが見えなくなることもあると。思い詰めちゃうんだろうな。

菅田も先輩の役者さんから、明るい役を自然に演じることのできる役者はなかなかいないと言われたそうだ。
確かに普段普通に見せる顔は明るいだろうな。コミュ力はある。シゲも、
『大友は自分の中にあるからそれを引き出せばいいだけ』
と言ってた。
でも監督はシゲと会った時、
『見えてる面だけじゃないんだろうな』
と思ったと。
その通り。だからこそ、利息でござるの息子だったりSHARK2だったりするんだろう。てかめっちゃ明るい役ってごめんね青春ぐらいな気がするw

あ、菅田とオサレなパスタ屋さんに行って、
『映画ってこんな現場が普通なの?』
と聞いて、
『全然違うw』
と言われたシゲw
確かに菅田側は相当ハードだったらしい。カナも日程等でシーン削られたと。番宣では”17日で撮った映画”と喧伝してたが、よくよく考えたら『京都太秦行進曲』は10日で撮ってたwあれはまぁ…アイドル映画ではあるがw
菅田と小松は海で本気で溺れるそうになりつつ演じたらしいから、相当エグい現場であったのは本当らしいが。

そうだw
ニッカン映画大賞の新人賞に、シゲがノミネートされてたな。5人の内の1人。新人なんだ〜と思った(笑)
山戸監督が、
『映画初出演じゃないけど、そんな気持ちで撮った』
と。
あざーすw
折角だから賞取れるといいのにね。