公開始まってすぐぐらいに映画観てきた。
その感想。
が、書き足りずに追記書き足してたw
でも長くなったんで、こちらに。
映画見た当初は、シゲってジャニーズだから捩じ込まれたのかな〜なんて結構雑い考え持ってた私w
だってさ写真も載らない役だし、そうそうたるメンバーだし、番宣だけは駆り出されてるw
ジャニーズをキャストに入れると集客上がるし、宣伝には協力的。
だから、そういう要員なのかなーと。
ジャニーズWESTってまだ知名度無いからあの役と扱い?なんて思ってた。
すまん。
シネマ雑誌読んでて。
監督の話の中に何故キャスティングが重岡大毅だったか、が出てきてた。
結構前からキャストいろいろ探してて。
「ごめんね青春」を見てて、サダヲちゃんの息子にピッタリの子を見つけたと。カエルっぽい顔の系統が、叔父、父、息子で似ていた。
それがシゲだったと。
「カエル?」
でもそう言われれば、並べるとなんか納得する(笑)
でもさ。
映画の売上の為の番宣要員じゃなくて、ちゃんと役として選んでくれてたんだね。
『結構ぎりぎりに決まったから、そのままロケ地に入って貰って。その時点では重岡君の演技見てなかった。でも演技見て、あぁ大丈夫だなと思った』
と、監督。
ちょんまげぷりんの監督だ。
『錦戸君と似てたのよ。同じこと言ってた』
演技に手応えあったら、
「よっしゃ!」
と言うシゲ。
ちょんまげぷりんで演技について亮にあるアドバイスをしたらしい。それから亮の演技が変わったと。
その時に亮も、
「よっしゃ!」
と言ったらしい。
そしてその同じ助言をシゲにも。
そのアドバイスを受けて、シゲが亮と同じ言葉を。
『一緒だと思った』と、監督。
そのアドバイスが知りたい(笑)
最後までアドバイスの具体的内容は出なかった。
でもきっととても有用な助言だったんだろう。
シゲ、良かったね。
彼にとってはとても貴重な現場だったに違いない。
シゲってめっちゃ準備して現場入るって、流星が(笑)
自分もきっちり予習して(台詞や役作りのことだろう)現場入るが、自分が100%とすればシゲは1050%だと。たまにのめり込み過ぎてずっと標準語で喋ってたりするらしい。
そうやって一生懸命真面目に頑張ってるんだろうな。
この映画のすぐ後で『溺れるナイフ』の撮影入ったらしい。
楽しみだ。
シゲの笑顔は勿論大好きだけど、ふっと見せる真面目な表情にドキッとする。所謂ギャップ萌ですかw
彼は自分の青春を総てジャニーズに捧げたと。
そう言い切る彼。
そこまで全力で仕事に尽くす重岡大毅という人間。
その生真面目さが、あの自分の思いを貫く息子の表情に被る。
あ、現場で。
あのシゲの最後のシーン。
仮でその場で入れたナレーションでそのまま芝居したらしい。
で、録り直すかと思ったら、そのまま使ったと。
最初は父への反発を演技で。監督が憎たらしさを足してくれと。
一貫してこの映画にシゲの笑顔はない。
シゲ、ではない。そこにいるのは、この映画の中の人物。
ちゃんとそこで、生きている。
少ない場面で、息子の心情の変化をきっちり演じてみせたシゲ。
あの最後はまじ泣いちゃったぞ。
言葉もなく演じていた。
きっとこういう経験を幾つも重ねていくんだろうな。
本当に楽しみだ。