最近ジャニーズWESTにハマってる〜その4〜『SHARK2』と演技

昨日姉が『京都太秦行進曲』のDVDの本編を見ると急に言い出す。
あれ?見てなかったっけ?
見てなかったそうですw
一緒に見る。

 

めっちゃ黙って見てる。面白くないんかいな?
見終わって、姉、
「ストーリーに整合性ある」
はははw


「忍ジャニとどっちが面白い?」
姉「こっちかな?」
そうか(笑)でも忍ジャニ見た時結構面白がってたから、それより面白いって、結構評価高いw黙ってたのは熱中してたのか。


私あの最後に関ジュ皆で踊るとこ好きだ。
アイドルだなぁと、あのキラキラ感や頑張ってる感に幸せになれる。『目指せ!ドリームステージ』のラストもそうだが、華やかで皆の一生懸命さがこちらに伝わってくる。

 

相変わらずジャニーズWESTにハマっている私と姉は映像を漁っている。
『少年たち』のDVDを見て暫く楽しんだ。それに関してはまた後日。書いてたがなかなか終わらないw
先日の音楽特番見てて、姉が別にWESTが好きでもなんでもない妹に、
「誰が好き?」
と聞いている。先達っては濵ちゃんと答えていた妹。
妹「う〜ん。照史かな?」
姉「どこが?!」
妹「歌ってて爽やかなとこ」
えw爽やか?!
太秦で結構美味しい役やってるよ」
妹「いや役者仕事は別にいい。歌ってる照史がいいんだ」
で、歌ってる照史見ながら爽やかポイントを教えてくれたが、イマイチ理解不能w
姉は小瀧推しだと言い、
「しんちゃんは淳太か?」
と私に。
えええwww
「いや、全員だけど強いて言えばシゲと照史」
なんでそこで淳太やねんw
いや、シゲや小瀧にオモチャにされてキレる淳太好きだよ(笑)
ラジオとかメイキングなんかでシゲがうざ絡みしてるのも好き。
妹が豚足ピースの練習しているw

 

で、ふらふらと動画漁ってたら。
あれ?『SHARK season2』上がってるやん。
知らんかった〜。買おうかどうしようかと迷ってたのにw
で、一気に見る。ここからは、それを見ての演技についての雑感。

 

 

さて、重岡大毅の演技。
どこかで誰かが、『ジャニーズ演技』と言っていた。
何それ?どういうこと?
なんとなくニュアンスは伝わる。神山智洋桐山照史の舞台を褒めて、『舞台でも映像でも通用するし外部で十分お仕事できる演技力』と。
ブラブラの当時のレポを読んでたからだろうな。そういう感想が。『シゲはジャニーズ演技だから外部舞台はw』と。
確かにあの二人は芝居上手いだろう。
私「少年たち」や松竹映画、なにわ侍、照史のNHKドラマ、ごくせんぐらいしか見てないが、神ちゃんの演技は繊細だし、照史も不安定さがなくて安心して見られる。

 

でも、シゲがジャニーズ演技って?
他じゃ通用しない演技力ってことか?
どうなんだろ?
シゲの演技って、手持ちのDVD以外は『ごめんね青春』と『殿、利息でござる』ぐらいしか知らない。
『ごめんね青春』は、シリアスな表情も込みでコミカルな演技。
どうなんだろな。

そんこと思ってて『SHARK2』見付けた。視聴する。
こっちではやってなかったから初見だ。
うわ(笑)
めっちゃシリアスやん。
WESTでは神山智洋と濵田崇裕と重岡大毅が出演。あとちょろっとseason1も見た。そこには藤井流星

 

濵ちゃんはちょっと硬い。
舞台ならいいんだろうな。あの少年たちの看守長は笑った表情や軽い調子で言った台詞がむしろ怖かった。あれは2012年だから21歳か?すげぇ(笑)
8月からのドラマはどうなんだろう。『SHARK2』の後、主演舞台も経験しているしね。

 

神ちゃんはやっぱり繊細な演技。
ドラマのフレームの演技も十分こなしている。むしろ舞台では繊細過ぎて、この空間での表現として伝わるんだろうかと思ったが。なんなくやってしまう神ちゃん。勿論そこには見せない努力はあるんだろう。

 

流星は。
どっかのライターさんがナチュラルな演技と評していた。
いや、演技がナチュラルなんじゃない。役柄への添い方がナチュラルなんだと思う。作った感がない。普通にその人物がそこに居る。それは演技力とはまた別なのかなとも思う。
普段の流星と全然違う人がそこにいる。
でもやっぱ流星頑張ったからこそか。デビューの時に演技の仕事したいと言ってた。


平野紫耀もそんな感じなのかな?初めてのドラマなのに、1ヶ月ぐらいの撮影期間なのに。凄いね。
いや〜彼を見つけたジャニー喜多川がむしろ凄いのかw華があるんだろうな。

 

そしてここには出ないが桐山照史

神ちゃんと舞台も外部でやったし、ドラマも結構出てる。私ドラマで好きになること多いから役者仕事してる人好きなんだ。関ジュでは西畑大吾とか浜中文一とか。

照史は…安定してる。危なげない。めっちゃナチュラルかと言われればそうでもないが。関ジュでは引っ張っていく立場で、お兄ちゃんで、ムードメーカーで。役はそれ反映して明るかったり、外見のイメージでいかつかったり。でも本当はナイーブだから、そういうのもちゃんと表現できる。

 

 

で、シゲ。
私シゲの真剣な顔が好きなんだ。普段はめっちゃ明るいのに、シリアス顔したらめっちゃ目が昏いw
あの昏さが錦戸亮とも通じるよな〜と。
照史なんかは儚い(笑)目に結構出てる気がする。昏くはない気がする。
シゲは表情の演技が上手い。言葉じゃなく表情で見せている。


照史や濵ちゃんなんかはきっとここまで表情で微妙なニュアンスは伝えない。分かり易いっちゃ分かり易い。共演の安井とかもそんな感じ。ジャニーズ演技というなら、それこそそっちなんじゃね?
あ、でもそれってひょっとして舞台っぽいの?じゃジャニーズとは関係ないか?


SHARK自体がジャニドラだよね?
見る人間には分かり易いし、皆それほど下手でもない。でも伝わるものが…平板というか…。普通のレベルなんだろうね。映像の世界としては。すまんwお前何様ってぐらいの上から目線w
まぁでも。そういう演技でドラマがっつりやってる人もいる。有名な引っ張りだこの役者さんでも。メリハリ効いた台詞と演技。だから別にいいんだろう。
あ…ジャニドラでの演技ってさ。ペラいというか…何故なんだろう。
アイドルとしての被写体が、見られている視線に反応しちゃうのかな。


以前読んだ記事で。
天魔さんか33分かの撮影の時の助監督した人の談話。
堂本剛は凄い。若い時からずっとテレビに出続けているだけあって、カメラがこの角度から映す時は、自分がどう映るかをちゃんと把握していて、指示を出さなくてもちゃんとカメラワークを判断して演じている」
といった趣旨を。


でもってジャニーズは、見られるアイドルとしての自分をいかにアピールするかということが身につき過ぎて、脱却が難しいのかも。
中島健人が、映画『銀の匙』でアイドルっぽさを出すなと言われたらしいが。
それは見られる視線に反応しないってことか?


ドラマのフレームと映画のフレームは違うらしい。なのに映画でドラマのフレームの芝居をしちゃうと、演技が薄っぺらくなるらしい。と、これも映像の仕事をしている方が言ってた。
堂本剛はドラマのフレームを越えた演技であるが故に、ドラマでは際立っているのかもしれない。彼の切ない演技につい惹き込まれるのは、そこに素の自分を晒しているからだろう。アイドルとして自分を見せることを放擲した演技。でもテレビのフレームは熟知しているという(笑)33分なんかはそれを逆手に取って、ドラマのフレームだからこそ成立するのかもしれない。

またセカムズの小瀧望みたいに上手くハマると面白いんだろう。コミカルな演技って上手いんか下手なのか、実は判別つかない自分wつよっさんの33分とかさ、どこを見て巧拙を判断するんだ?
小瀧は監督に『なんてデキる19歳なんだ』と言われたらしいが(笑)ちらっと監督が小瀧に演技つけてるシーン見たが、結構丁寧に演技つけてた。きっと素直に言うことを聞いてそのまま演じたんだろう。若さ故の柔軟性とすぐに対応できる勘の良さ。
ドラマだったら別にいいんだろうね。その軽さは。


もう一つ。
中居正広が言っていた。
『役者さんは「バラエティは台詞がなくて素の自分が出るから苦手」という人多いが、自分はむしろ演技の仕事の方が素が出る。台詞はあっても』
台詞は自分の言葉ではないが、そこに乗せる感情は自分の今までに経験したことや、それから派生する感情の基づく。自分の引出しから引っ張り出して演技。でもそれはあくまでも個人的な感じ方を、衆人の前で晒すということ。だからこそ中居君は『自分の素を晒すのは役者の仕事』だと言ったんだろう。


堂本剛のあの泣きの演技が胸に刺さるのは、きっとそれが堂本剛の内面を晒した演技なんだから、だろう。そりゃキツいよな。身を削るような演技。だから一時期コメディばかりやってたのかな?とも思う。


このドラマ、SHARKには独白がある。モノローグか。
結構沢山シゲの声で。
それ聞いてて、なんとなく連想したのが、『若葉のころ』の堂本剛のモノローグ。
彼って演技力には定評がある。つよっさんの泣きの演技好きだ。ほんと切なさが胸に迫る。
そんな彼の独白は、ちゃんとその人物の細かい想いが伝わる。ところが情報番組でナレーションしてて、余りの違いにわろたw彼の場合、役があるかどうかで表現が変わるんだろう。

 

シゲの独白は、ほんと伝わる。表情の演技も細かいニュアンス伝えていたが、声にも細かい表情を付けている。これはびっくりした。
『殿、利息でござる』の、あのシゲの最後のシーン。シゲの読む父への手紙の文面が流れる中、台詞のない演技をするシゲ。
胸に迫る。
何故だろう。ほんの短いシーン。台詞もない。
確かにあの流れは、脚本が良いのかもしれないが。
でもね。きっと。
何故あそこまで胸に迫るかと言えば。それは、あのシゲの独白と、台詞はなくても伝わる演技故。なんだろう。
あの独白は、現場で仮で収録してそれに合わせて演技。後日ちゃんとしたやつを録り直す予定だったらしいが、仮で録ったものをそのまま使ったとか。録り直す必要のないクオリティだったんだろう。
『SHARK』見るまで、シゲの独白がこんなに上手いとはおもってなかった(笑)

私は、てっきり脚本が良いからだとだけ思ってたわ。登場時間少ないし。
ごめん。見くびってたw


シゲって、ジャニーズ演技?
いや違うだろ。
そこには、『視線の前でアイドルをする重岡大毅』は、いない。
ダンスについて『以前はどうすればカッコよく見えるかを考えて踊っていた。でも今はそうではなくて一生懸命踊るだけ』とシゲ。以前は見られる自分を意識してたんだろう。
『先のことなんか分からない。だからこそ今を大事にして一生懸命やるしかない。精一杯やった時の輝きが好き』と。
それってKinKi Kidsファンの自分からすればデジャヴュ感ある。堂本光一が同様の言葉を言っていた。仕事へのスタンスとか考え方、そういう部分での光一氏との類似点が、シゲを好きな理由かもしれない。ゲラでウザ絡みが好きで小学生みたいなんだけど、反面めっちゃ真面目で頑固で今を精一杯生きている。ジャニーズに人生も青春も全て捧げてきたと言い切るシゲ。


そんなシゲが『少年たち』でメインの役をやったのは17の頃。先輩である照史や淳太に結構厳しく演技について助言を受けたと言っていたシゲ。あの役はナチュラルだった。そりゃ舞台っぽくないと言えばそうかもしれないが。
エビ達の演技とテイストが違った。関ジュの演技酷かったしな(笑)ど素人のちびジュも出てたし。そりゃずっとタッキーの舞台立ってた舞台班がが作る舞台とは違う。
エビ達の台詞回しはちゃんと舞台風。関ジュでそれできてたのはごく一部。加えて感情乗せて演技できてたのは更に一握りで。がっつり舞台風の台詞回ししてたエビと比べ、シゲはもっとナチュラルだった。

一方なにわ侍では普通に舞台の演技してた。ちゃんと舞台のフレームでの演技もできるんだろう。
でもね。せっかく映像のお仕事であれだけできるんだから、そっち見たい。
シゲはアイドルとしての重岡大毅でカメラの前には立たないだろうから。『殿、利息でござる』のように。
舞台は良い経験になるだろうが、目の前の観客にしか見せられない。
シゲなら映像の世界でもちゃんと経験を糧にできるだろうから。


溺れるナイフ』楽しみ。
溺れるテクノってイジられてたけど(笑)

 

 

 

あ、舞台に関して。
ジャニーズはジャニで固めた事務所内部の人間がメインの舞台がある。
あれってヒロムは楽しいんだろうけどさ。内部舞台ばっか出てるタレントっているよね。普通程々でまた映像の仕事や外部の仕事もするんだけど。内部の舞台ばっかやってると露出の減るのがファンからすれば(笑)
ま、グループに属しててそのグループが稼働してりゃ心配ご無用なんだろうが。
ヒロムのオキニはまんま舞台引っ張られるからな〜。

 

錦織、光一、タッキー、翼、内、優馬、勝利、紫耀…。
ニッキは演出で外部やってたりもする。タッキーは今期はドラマあるしNHKのドラマも出てた。翼、内、優馬は外部も出る。優馬は映画も出たし。今は勝利と紫耀がジャニワ担ってるのか?ヒロムはなんとかジャニワと紫耀を育てたいんだろうな~。
そして。堂本光一(笑)どうなるんだろうね〜。多分彼ら本人達は舞台に立つことに充実感があるんだろうが。
と、以上蛇足。

 


神ちゃん、濵ちゃんはちゃんと外部出ててホッとするわ〜。