『溺れるナイフ』菅田将暉、重岡大毅対談

溺れるナイフ』の対談出てたね。
公開対談だったのか?3誌内容が共通部分ありw
日本映画だっけ?テキスト的にはそれが一番好き。
特に監督さんのテキストが。


監督って、ほんと繊細そうな女子だよね(笑)
地方都市で育った女子にとって少女漫画が非常に強力なエンターテインメントのコンテンツだということは同意。なる程な〜と思った。

重岡大毅のファンから、
「この映画を撮った後からシゲが非常に男っぽくなった。何があったのか映画を見るのが楽しみです」
と言われたと。
そういやそうかも。
でも男っぽいのは体格のせいかと思ってたわw今じゃ整体師だもんな〜(笑)
私あの10代のシゲって好きだったから、今のオッサンに口あんぐりなんだけどwいや好きだよ勿論。でもちょい寂寥感があるというか。過ぎ去った少年のシゲへの愛惜というか(笑)
で、監督のコメント読んで、おおっと思った。ざっと主旨を。


重岡大毅に関しては、アイドルをどう撮るかを考えた。アイドルとは仮面を被って、被ることによって成長していくと思う。
でも女の子が見たいのは、その仮面を被っていない顔だと思う。ふっと外れる時。だからその視点で撮った。
ファンの方が、男っぽくなったと言っていたが、彼の少年としての最後の姿を映画で見て欲しい。
ーーーみたいなコメント。


重岡大毅は当時22歳。
なのに地元のエキストラの14歳中学生達と違和感なく普通に中学生役として混じって、更にそこで1番取ってたシゲ。
菅田将暉は、現場でエキストラを盛り上げて場作りしてくれたシゲが非常に有難かったと。
シゲは、22歳の経験と頭で14歳になって中学生に混ざるのをやってみたかった、楽しかったと。22歳の人生経験そのまんまで中学生。で、実際の中学生に遠慮せずそこで一番取っちゃうシゲってのが、らし過ぎて笑えた。


でもシゲって7色シゲだしな〜(笑)普通に見たまんまじゃないんだろう。淳太も「ファンに見せてるシゲと全然違う」と言ってた。「シゲは分からん」と。
きっとアイドルをオフってるシゲって存在はまた違うんだろう。全部が全部じゃないだろうが。


菅田将暉が、
「自由にやっているように見えてちゃんと意図があるのが分かる」
みたいなこと言っていた。
多分一見自由にナチュラルに見えるが、そこの演技にはちゃんとどこを狙っているのかの意図があるんだろうなというのが分かるってことだろう。
「上から目線みたいで申し訳ないが」と言いつつ。
それ聞いて、ちょっと驚きつつ嬉しそうなシゲ。
同年代の役者一本でやってる彼からそんな風な言葉を貰って嬉しかったんだろう。

普段は違う場所にいるから映画の現場が楽しかったと。
もっとやらないの?と訊かれ、やりたいと。
やって欲しいな。シゲの役者仕事好きだ。

 

ロケ場所は和歌山。
菅田将暉とは出身も近いと言ってたが、シゲの出身が大阪府になってたw確かに生まれは大阪府だがほぼほぼ兵庫県だろw
親友の役だからと、菅田将暉が自分の撮影前に差し入れもって現場を訪ねて、シゲと会ったらしい。
菅田将暉「でも最初から(距離感が)近かったw」
シゲが距離感縮めて近くに来るらしい。
菅田「シゲちゃんはめっちゃ関西。アイドルなのに今時こんなに関西な人がいるとは」
シゲ「俺コテコテの関西やし(笑)菅田ちゃん関西に飢えとったんちゃう?」
菅田「そうかも(笑)」


菅田とシゲの撮影の仕方は随分違ったらしい。
菅田が余り現場での変更は無かったと言うと、シゲはちょっと意外そうな感じ。
シゲと小松菜奈の現場は相当変更の嵐。
短い台詞でも10回以上変更があったと。
監督「重岡大毅さんと小松菜奈さんは現場での瞬発力のエネルギーがある。いきなり映画の現場に放り込まれたからそうならざるを得なかったのかもしれないが。だから生を大事にしたかった。変更を繰り返し、そこに生まれる生の感覚が欲しかった」
変更に次ぐ変更だから緊張感もあったと。
菅田「カラオケのシーンいいよね。きっとこの後大友は泣いてるんだろうな、とか」
シゲ「あそこはAメロBメロサビいって、え…2番も?!と思いつつ歌った」
菅田「(シゲの演技は)間がいい。声がいい」
シゲ「普段歌う時は歌の世界観に入って歌うけど、ここでは彼女の為だけに歌うから、いつもの歌い方は違うと。どうやって歌おうかと」
長回しで、その間がリアルだったらしい。

監督「撮影を止めませんのでやり続けて下さい」
と言ってたそうだ。
「何があっても言う通りに。きっと違う重岡大毅さんが見えるから」
それに対して、終わったら何が得られるのか楽しみだ、頑張ると返したシゲ。
監督はぎりぎりまで攻めようとし、シゲは一生懸命それに返したんだろう。
ナチュラルな重岡大毅のアイドルの仮面が外れたその瞬間と少年時代の最後の一瞬を切り取ろうとした監督。
ナチュラルな間やナチュラルな戸惑い。
シゲ「それまでの友人関係から好きになる瞬間とキス。それを表現するのが難しかった。キスは何回もしたけど、そういう状況を何回も繰り返すことは現実ではないから幸せかも。でも難しいなと。で、大友もきっと難しいなと思うだろうからそれでいいかなと」
大友は、「自分の中にあったからそれを引き出すだけで良かった」とシゲ。
うわ…シゲなんかめっちゃ役者やん。
やっぱ役者仕事頑張って欲しいな。

監督が以前「アイドルだからカッコいい顔もできるんだろうけど、重岡大毅さんの普段の笑ってる顔を見て『大友がいる!』と思った」と。それでシゲに決めたらしい。
「いつもはアイドルでオシャレでカッコいいんでしょうが、田舎の男の子やってもらいました」

 

菅田「原作読んだらファンタジーっぽい2次元か2,5次元の映像作品になるかと思ったけど、予想外に3次元でギラギラしてて昔の青春映画みたいなエネルギッシュな感じだった」
監督は菅田将暉ではなくコウとして現場で接していたから、視線も合わさず伏し目がちでひっそり指示を出して変更もたまに紙片を渡すぐらい。
一方シゲには「俺にはがっつり視線合わせてきたで?」
菅田「それはシゲちゃんが大友だからだろ」
なる程(笑)大友はそういう人間だろう。
そして大友を撮ることで、アイドルの仮面を被ってない重岡大毅を切り撮った。
青春映画。
そこに切り取られる少女達と少年達の季節。時間。
あの時の、重岡大毅


うわー!
めっちゃ観たい!!!
楽しみだ。

 

重岡大毅
お茶目でおちゃらける時もあるし、めっちゃ真面目な時も。
たまに楽屋で人を刺してきたような目をしてることもあるらしい(笑)
ステージ上では、今出せるものを出し切る。今の自分を出し切ることが次に繋がると信じて。


菅田「シゲちゃんのあの生でのエンターテインメント性は、普段生のステージをしているからだろうな。以前コミカルな舞台やってるの見たことある」
何見たんだ?菅田将暉
「シゲちゃんはロマンチスト。これからのグループの夢ややりたいことなりたいことを語ってた。今そんな夢を語れるなんて」
そう。でも彼は現実も知っている。だからこそそれは単なる夢ではない。
そこに至る困難さも知っている。だからこそ、只の夢ではなく、語る。本気で手に入れようとして。メンバー達と。


どのシーンが好き?と訊かれ、
菅田「お祭りの時二人でしゃがみ込んでるシーン。楽しかった。あそこ唯一普通の高校生の男の子っぽかった」
シゲ「楽しかったな。あと山を駆け下りるシーンも」
菅田「あそこ暗くて足元見えないし山だし足袋なのにシゲちゃん下りるの速くて体幹しっかりしてるな〜と思った」
さすがシゲ(笑)

菅田「俺たち(菅田将暉小松菜奈)のシーンがひりひりした感覚のシーンばかりなので、シゲちゃんのシーンが明るくてほっとする」
シゲが菅田達のシーンを大変そうと言ったことに対して。
逆に明るいシーンは大変じゃない?と訊かれる。
「そっちほどじゃない」
と。
でも間とかそんな話がちらっと出てた。


やっぱ間合いとか?
中居正広が以前ジャニーズは何故演技ができるのか?という問に、
ダンスをするからリズム感があるんだろうと思う」
と。
でもって結構Jrの頃から生のステージに立つ。臨機応変の四文字が座右の銘だ(笑)
そういうのがきっと今に活きてるんだろうなぁ。
でも2010年の「少年たち」から既にシゲはナチュラルな演技だったよな。上手かった。


少しでも多くの人が映画館で観てくれるといいなぁ。
映像も印象的だと。


シゲが、『溺れるナイフ』という題名も印象的だし、海中での二人(菅田将暉小松菜奈)のシーンが、本当に溺れるナイフのようだったと。
菅田「本当に溺れかけた(笑)」


原作も読んだけど、監督ならではの感性で切り撮られた作品楽しみだ。
あ、シゲは原作を電子書籍でゲットし一気に読んだそうです。シゲと電子書籍ってのが意外性があったが、紙媒体はかさばるからってのは合理的でシゲっぽいwコミック17巻あるからな〜w

 

あ……ジャニーズWESTで「てにをは」苦手なメンバーって誰だ?ひょっとしてシゲ?とも思ったがwなにわぶ誌www
やっぱ7色シゲちゃんwww

 

 

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