『アマデウス』と桐山照史その2

あれから7日?
いやもっと経った気がするけど。

キンキファンで関ジュも知ってる方とツイでやり取りしてて…いやもっと語りたい(笑)
そう『アマデウス』の桐山照史について!

だって前回はめっちゃ地味で控え目でヲタ目線は極力外して…ええーい!もうええわ!好きに語る!w


アマデウス
最初聞いた印象は、え?それ映画でやってたよな?おもろそうな映画だった。それの舞台版?(実は舞台が先だったw)
え?主演幸四郎?でその相手役?モーツァルト?えらいまた本格的な舞台やな。
で、検索して過去のモーツァルト役者を知る。
えー!江守徹?!染五郎武田真治www
なんたって江守徹が衝撃的だった。
大御所もええとこやん。そんな役者さんのやった役を照史がするのか?大丈夫か?あ…でも武田真治やってるしw
すまんー!堂本兄弟のせいで武田真治に対する評価が微妙に低いwいやでも役者としては大竹しのぶとも共演してるし、ちゃんとした役者さんではある。ナイトヘッドだっけ?好きだった。
染五郎は息子だよね。へ〜。でも安倍晴明上手かったしな。

照史か…。WESTじゃ一番役者仕事で買われてるけど、結構演技は大振りというか分かりやすい演技じゃね?あ、でも20歳のなんちゃらで菅田と共演してたのはめっちゃナチュラルな大学生やってたよな。今回は舞台だしな…。
やっぱジャニーズだねなんて言われませんように。いや本人がそこは一番分かってるんだろうが。


観劇前夜にまさかの情熱大陸で、稽古やら初日舞台やら映像流れるwおおいー!ネタバレちゃうんかいw
でもリハ風景見て、幸四郎さんがめっちゃ丁寧に稽古付けてくれてるのが分かる。ほぼほぼ手取り足取りw
皆出演者は台詞が稽古初日に入ってると。照史w大丈夫か?ちょい紙持ってるw(翌日買ったパンフ見たら、この舞台結構引き続き出演の役者さんが多いと知る。ならそりゃ台詞入ってるよな)
照史はちょろちょろ映る。いつもの結構あほな照史w幸四郎の演出に、
「めっちゃムズい😨」
と。

この子達ってオーディションを受けるでもなく、事務所の振り分けかなんかで仕事が降ってくるw
幸四郎さんは事前に神ちゃんと照史W主演のブラブラ見てたらしい。ちゃんと演技のできる人間だという認識はあったらしい。仕事決まって楽屋に挨拶に行った照史を見て、
『眼に狂気と闇がある』
と。
いやその話題大丈夫か?照史レコメンでネタなのにメンタルやられてたぞw

シゲと照史は、楽屋でたまに人を刺してきたような目をすると。
いや分かるよ。多分日頃のキャッキャしてるのとのギャップだろうな。あの明るい二人がシリアス顔するだけでなんか影があるというか得体の無さが出るというか。多分そういうのが役者としての二人の厚みというか底の知れなさなんだろう。

照史って結構何でも基本に忠実っぽい。
ダンスとかも多分一番振り付けに忠実なんじゃないかな。だから目立たない。でもスキルはきっちりしてる。振り覚え早いのは神ちゃん濵ちゃんて言われてるけど、それより初期の雑誌コメントで照史早いっての読んだことある。
芝居も多分ドラマとかではきっちり望むものを見せている気がする。見る人に分かり易い芝居。タッキーと真夜中のパン屋さんやってた時は、Jrなのに芝居の上とはいえ先輩っぽい立場で、よくやってるなと感心した。
二十歳のなんたらは一転して非常にナチュラルな演技を挟んでいた。あぁ、照史ってこんな演技できるんだ…と思った。
HOPEは、他の役者さんが原作に寄せた演技をしたのに対して照史は珍しく原作見ずに演じたと。普段は元にあたるらしい。だからきっとアマデウスも映画やらは見てるのかなと思った。あの笑い声とか。
あ、HOPEの話だ。最近ミセン(元の韓国ドラマ)見た。あれ役者さんが皆達者だね。日本版のHOPEは人物造形がペラい。何故かな?話数の少ないせい?だから皆ソレナリニ、だ。でも照史はカラオケ屋で先輩に支払いをおっ被せられた時の演技とかは、割りと厚み出ていたように思った。
今までの役柄の共通項は、見た目明るく陽気で、でもそれだけじゃない人…かな?


素の照史は、見た目明るく場を引っ張っていくリーダー的な雰囲気ながら中身は乙女だったり涙脆かったりする。
Jrの頃は他人に仕事が入ると自分のどこがいけなかったんだろうと不安になってたらしい。
アマデウスのパンフで、
『嫉妬したことは?』
との問いに、
サリエリみたいに他人を殺したいと思ったことはないが、Jrの頃にあっという間に駆け上がっていく子を見るとぎゅっと胸を掴まれたような痛みを感じた』
と。
そんな思いをずっとしてきたんだろうな。
それは優馬だったり。或いは…シゲだったりかもしれない。濵ちゃんなんかと、
『ジャニーズあるあるや』
と笑っていたが。

どこにいたのかも分からなかったのに、気がつけば関ジュのセンターにいた重岡大毅。その彼が初めてほぼ主役のメインの役を任された時、相当厳しく先輩の照史や淳太に助言を貰ったと言っていた。演出家さんから本番の2、3日前にいきなり、演じている役のカラーを純真な雰囲気から屈折した雰囲気に変えろと言われたらしい。悩むシゲに、
『お前なら、やれる。頑張れ。でもやれないと悩みながら舞台に立つのはお客さんにも一緒にやってる俺らにも失礼。もしそうなら舞台を降りろ』
と、照史。
信じているからこその言葉だろうが、相当にシビア。17やそこらでいきなりの大抜擢で関ジュのセンターに引きずり出された子にはキツかっただろうな。そしてそんなシゲを脇で支える先輩の照史。自分が格好良く真ん中に立ちたいというのはジャニーズだったら普通の欲だろうに。
13やそこらからあの世界でずっと頑張ってきた照史。だからこその、なんやかんやの抱えている厚みがあるんだろう。それが芸に生きる。
今はメンバーができて支えられてもいる感じにホッとするが。


そんな風にナイーブな内面と陽気で頼り甲斐のある外見と、意外ときっちり形を踏まえて演じたりダンスしたりする照史。歌もダンスもトークも演技もなんでも一番達者にこなせる。ステージ上で間を読むのが絶品。だからトークやお笑いの間がいい。コミックな役柄なんて照史じゃないとできないよなと思うものもある。
『中間んち物語』のお祖父ちゃんなんてあの面白さは照史以外では無理。そしてあの照史がいたからこそ、只のジャニーズだからファンにウケて笑いが起きる舞台とは一線を画したクオリティだったと思った。いや照史のクオリティの高さが際立っていたw


アマデウス
幸四郎がこだわっていたのは、脚本の句点に縛られることなく役者の生理に沿って台詞を喋ること。そこにリアリティが表出すると。
でも舞台を見た感じでは、生理に反してるように感じた。そこに違和感。そこがフックになり、その台詞が見る人に引っ掛かる。
ーーーと感じた。
或いはこれは照史には存外苦しかったのかも。多分人の喋りの間に直感的に合わす人じゃないかと思うから。それを意識的に外す演技を演出する幸四郎。言葉の切り方が不自然。確かに引っ掛かる。
でも照史の演技は余りそういった感じはなかった。

最初の登場シーンは情熱大陸で見た通り。
シモネタ乱発というから文ちゃんの舞台をイメージしたがそうでもなかった。なんか生理的にあんまシモネタとも感じないが、多分翻訳物の脚本ないしはモーツァルトが西洋人だからか。スカトロめいたネタは単なる幼児性にしか感じられん。待てよ、それが狙いか?
”ジャニーズが勃つとかw”と言ってるファンがいたが、まぁそりゃ30前だしそれぐらいの役もするわなw錦織演出の戸塚祥太の舞台の方が結構…w


興味あったのが、これまでのモーツァルト役と比べて照史ってどうなの?というところ。
日舞台批評ちょろっと読んだが、テレビ誌増刊だからジャニーズには甘いw照史ベタ褒めだ。
パンフのこれまでの画像を見る。
江守モーツァルトは年齢が幸四郎サリエリと近いから、回想シーンの年齢に近い感じか。同年代の雰囲気が出ている。
染五郎はポスターが出ていた。かっちりとしたスクエアなカツラを被った染五郎モーツァルト。年は23、4。初日に余りのできなさに不甲斐なかったのを父に慰められた染五郎。今の染五郎とは違って線が細そう。
武田モーツァルトの写真は、1幕のぶっ飛んだカツラと衣装。なるほどな。なんとなく分かるぞ。相当エキセントリックだったんだろうな。といっても彼も同様に23、4の頃だ。
染五郎が一番長くモーツァルトを演じている。武田真治は1回だけだが、前回から随分経っているし、スケジュールの関係かもしれない。

その後での桐山照史
陽気でおちゃめで子供っぽくもあり、でも才能は卓越しており、その自分の才能に関しては頓着しない。あることが当たり前みたいな…。
サリエリの作った自分への楽曲をさらりと直して、
「良くなった」
と言う。
ここもっと無頓着に自己中心的にやっても良かったと思うのに、結構さらりと演じている。サリエリの嫉妬心や最初の殺意があれで観客に通じたか?

勿論演出はあるだろう。
『役者は、稽古でいくら演出をつけられようと、舞台に上がればそこは役者のもの。何を言われても本番始まれば、そこは役者の好きにできる』
と言ったのは森光子であり、堂本光一
勿論演出家が同じ舞台で主演を勤めている幸四郎なんだから、そんなに無茶はできないだろうが。あそこはもうちょい濃くやってもいいんじゃないかと思った。

でももしそういう事が実際あったとしても照史やんなさそう。きっちり稽古で確認してやりそう。余りヤマっけはない。


1幕はモーツァルトが派手過ぎてw
おやおや状態だがw
ファザコンか?女好き?才能はあるが社会性はない。小さい頃からちやほやとされ宮廷や金持ちの間を渡り歩いたという生育環境の故か?
憎めないかもだがあんま好きじゃないぞwそういうキャラなんだろうが。音楽の表現の可能性を4重奏を例にとって喋るところは見せ場なんだろうな。確かに良かった。

あ、サリエリだが登場は老爺。なのに一瞬で過去の回想となり若返るとこ。本当に若々しい。驚いたが、そこで起こった拍手にも驚いた。どうやらこの舞台のお約束のようで。でも拍手で台詞が聞こえないw

翻って2幕。
ふーんと見ていて、いきなり女連れで通りすがった黒ずくめのマントに帽子姿の照史に釘付けになる。
え…イケメン…。
うわー。1幕の陽気な明るさ全く無くなってるモーツァルト。あの意味もなく楽天的な雰囲気もない。
でも妻を気遣い幸せだよと言い、そそくさと場を去る。
え…なんで?
あの無駄に明るい雰囲気無くなったらいきなりイケメンに見える照史って…w
気のせいで見間違いかと思い、そこからは双眼鏡で見る。
カツラがまず違う。ナチュラルな髪型。これこの舞台上はモーツァルトの地毛設定か?あのぶっ飛んだカツラじゃないだけで、既にイケメン。
だんだん病んでいく過程で、目の下のクマが濃くなる。
父の亡霊に怯えつつ葬送曲を執筆するモーツァルト。妻にも優しいし、一生懸命気を引き立てようとする。ここ妊婦の奥さんの気を引き立てようと婚約時代みたいにちょっと戯れる。ほっぺをツンツンしたり。病気だから以前みたいな馬鹿騒ぎもせず、テンションが丁度ぐらい。ほっこりするが奥さんは取り合わない。

クライマックスシーンで机を叩く幸四郎サリエリは圧巻だ。ここ双眼鏡なんで視野が狭く、幸四郎も見たいし照史も見たいしで、視線がウロウロする。
机の下にいたモーツァルトが出てきて、サリエリに、
「パパ抱っこ」
と言う。意識が後退してまるで幼児のように、サリエリに。
きっとそこには稚いモーツァルトとその父がいるんだろう。モーツァルトの中では。
仕草と台詞で、観客にそう感じさせる。
ここは圧巻だ。
サリエリに抱かれながら、細く稚く歌うモーツァルトの歌声がたとえようもなく綺麗。
加えて切ない。
綺麗な無垢な歌声が。

それはきっと。
桐山照史だからこそ、あそこまで切なく聞こえるのではないか。
彼の歌唱力故だ。そこは照史あの歌唱力あって良かったなと思った。

多分染五郎は観客に、実生活での父子という関係性をそこはかとなく想起させて、ここは違う意味でのクライマックスだったんじゃないだろうか。
武田真治は…どうだったんだろう。江守徹は?
今の幸四郎の年齢だからこそ、モーツァルト役者との年齢差があるからこそ、ここは切なさを感じる。

その後は、もうモーツァルトは正気ではない。宙の一点を見つめる。次第に色を光りを無くすその瞳。
最後まで瞳は宙に留まり、妻を見ようとはしない。
妻はモーツァルトを見ずひたすら語る。
その間にモーツァルトはもうこの世にはいなくなってる。
鬼気迫る瞳のモーツァルト
妻の膝に抱かれてはいるが、もうそんなことは彼には分からないだろう。
妻の独白の流れる中、瞳の光りが落ちる。


もう1週間経つ。
が、あのモーツァルトの表情がいまだに思い浮かぶ
実はあの後帰りの車でジャニーズWESTのDVDを流しながら帰ったが、違和感半端なかった。
『なにわともあれ』のお祖父ちゃんなんか…wもうね、違和感酷すぎる(笑)
今までドラマ見ても舞台見ても、その人の他の映像見て違和感抱くなんてそんなに無かったのになー。
例えばめっちゃ切ないつよっさんドラマ見てKinKiのバラエティ見ても、それはそれ、これはこれだった。光一氏のSHOCK見てもそう。ということは映像だからとか舞台だからとかは関係ないのかな。ちょっと似てる感覚は、つよっさんのソロ見てKinKi Kidsコンサート見た時か?

かけ離れた存在の輪郭が重ならないのかもしれない。

あの『アマデウス』のモーツァルトを演じた桐山照史
いや、あそこにいたのはモーツァルトだ。

きっと意識はモーツァルト


カーテンコールで。
優雅なお辞儀をする照史。てか、モーツァルト
前に『モールス』のカテコでいきなり思いっきり役が抜けていた小瀧望って話をしていたから、照史はどうなんだろと。
三人で出て来て、幸四郎さんの手を引いて幕に入った時だけは、その幸四郎さんへの気遣いが照史に見えた。


あそこで。
毎回照史はモーツァルトとして生きて、死んでいるのだろう。
そんな彼の思いが伝わる舞台。
たとえ2公演でも見えてよかった。

 


すみません。
前々回のブログと重複している部分もあり。
でも書きたかったの。

役者の桐山照史を見せて貰いました。
いろんな色を見せれる桐山照史
改めて好きだなと思いました。


私ジャニーズって主にドラマで好きになる。
役者仕事してるジャニーズって好きです。
アイドルなのに、アイドルだからこそ、そこで頑張る彼らが。
大好きだー!

 

 

中村氏の演劇批評あったから貼っておく。

 

www.engekihihyou.com

 対するモーツァルトの桐山が、好演とも言える成果を見せた。芝居のキャリアではかなわないが、持ち前の明るさが前半は芝居の雰囲気に合い、それだけに後半、だんだん見えない影に追い詰められる恐怖と、周りから評価されなくなる孤独が明確に見える。役に近付こうという芝居の仕方が、あざとくなく、自然だ。その結果、単に無邪気な天才、というだけではなく、モーツァルトなりの苦悩、尊敬と畏怖の念が相半ばする「父」という偉大な存在への想いが、きちんと見えたのは収穫だ。大和田美帆のコンスタンツェも、初挑戦ながら役の色合いがモーツァルトと良いバランスだ。この一風変わった夫婦は、「似たもの同士」のように見えるが、コンスタンツェがモーツァルトのすべてを理解し、包容する部分もなくてはならない。その加減が、このコンビはちょうどよい。

 

engeki-hihyou.sakura.ne.jp

モーツァルト武田真治が、不思議なことにドラマが進むにしたがって、目に見えて芝居が良くなる。芝居の始めでは、明らかに役柄との距離を感じたが、だんだんに追い詰められて死が身近になる終盤になると、迫真とも言える芝居を見せる。一本の芝居の中で、スタートとゴールにこれほどの差を感じさせる役者も珍しい。最後の場面では、モーツァルトが彼に憑依しているのではないか、とさえ感じた。彼の役者の生理として、下品で猥雑極まりない姿のモーツァルトよりも、死の影に怯えるモーツァルトの方が性に合うのだろう。内山理名のコンスタンツェ、どうしても男優二人の陰にかすむ嫌いがある。武田真治同様に、下品さを演じるのにいささかのてらいがあるように感じた。

 

 

【追記】

訂正だ。どうやらモーツァルト演じた武田真治は当時39歳だったらしい。それ迄に『エリザベート』のトート役なんかもしているから、華やかなキャリアは十分積んでいる。

中村氏の批評を読んでなんとなくちょっと分かる。多分照史の方が若い分幸四郎さんの演出に素直だったんだろうな〜。彼も必死に食らいついていったんだろうし、生来の性格やきっちり望まれるものをという思いは強いだろう。

幸四郎からすれば望外の出来だったのかも。言い過ぎか?

一幕は元気過ぎて突拍子もないが、嫌味もなくモーツァルトの天才さと変なとこを明るく陽性に演じていた。だからこそ二幕での落差が活きるんだろうが。

照史の素直さ。そこが武田真治との違いかなと思った。

演劇批評を読んで思ったことです。

 

 

 

”以下拾い物のモーツァルトに関する感想とインタビュー 最後に照史なにわぶ誌”

 

●武田のモーツァルトは、今回初役だからまだ固さがあるのは仕方ないところだろう。前に息子の市川染五郎がやった時は、歌舞伎で鍛えた身体性ゆえか舞台上でのスピード感があったように思うが、武田のモーツァルトは、モーツァルトの子供じみた心情や、最終局面になって出てくる、父親へのコンプレックス、怖(おそ)れなどをていねいに出している。


武田真治は,現代若者気質そのものといった感じの元気で軽薄なモーツアルトを演じていました.内山理名はオキャンなコンスタンツェを好演していました


染五郎さん、映画と比べると美しいモーツァルトでした。 いえ、やっぱりおバカでお下品なんですけど、原作通りやると日本のお客は引いてしまうので、今年からは少々マイルドな表現にしたとか…。 そのせいか、衣装も以前の公演スチールにあった爆発したよーな鬘は無く、パンクでド派手だけど良く似合っていて、目の保養~でした。

下品なところが多々あったのですが・・・私は苦手ですぅ。染五郎さんを正視できませんでした(笑)。モーツァルトが、卑猥な言葉ばかり連発する、行儀の悪い、軽率な、子供っぽい青年である(パンフレットより)というのが本もとの設定ですから仕方ないんですけどね。あれでも外国バージョンよりはずっとマシなのだそうです。

 

市川染五郎さん。登場シーンで緊張が伝わってきました。気が張っていて笑えない。声が割れてたのも残念。やっぱり2日目って役者さんは不調ぎみなのかも(笑)。でも中盤を越える頃からそんなのどうでもよくなりました。だってキレイなんだもの!彼は染五郎じゃなくなっていました。モーツァルトでした。不幸な少年でした。
 染五郎さんは「前回までは天才だけれど最後に死ぬところでは、人間として見せようと演じました。でも今回は、人間的な部分をまったく感じさせないモーツァルトで行こうと思います。」と記者会見でおっしゃっていたそうですが、私はこの解釈がとても良かったと思います。

 

●──今回モーツァルトとコンスタンツェの顔ぶれが変わり、お二人の印象と、それを受けて桐山さんと大和田さんがどう感じられたか。

幸四郎 私はお二人をみた時、二人とも役になりきってる。俳優の中によく、普段は面白いんだけど舞台に立つと何だかつまんなそうな俳優さんっているんですね。自戒の念を込めて思いますが、逆でないと役者はいけない。普段はもう死んでていいんです(笑)。舞台の上に立ってる間だけは、自分は芝居をしているのが嬉しくて楽しくてしょうがない、これが私の生きがいです、みたいなことを感じさせる演技が、二人にはあります。そして二人が、歌舞伎座にご挨拶に来て下さった時、稽古は好きですか、嫌いですかと聞いた時、好きですと二人とも仰った。桐山君は凄く達者な役者だと思ったので「ご自分のアイディアで演技をしたの、それとも演出家のですか」と聞いたら「演出家の先生から、一から教えて頂きました」と。演出家にとって大変嬉しい俳優。

 

●大阪でカンパニーみんなで焼肉食べに行ったんやけど
時間が遅かったので幸四郎さんと美帆ちゃんは早めに帰宅したので締めの挨拶俺がすることに…

その時幸四郎さんと同じ450回以上アマデウスに出ている松本高麗五郎さんが
「僕は初演から全てのアマデウスに出演してますが桐山君のモーツァルトが1番だと本当に思うよ。」
って言って下さりました
 
もー桐山の目がみるみる赤くなり言葉がつまり...やばい "ってなった時他のカンパニーの方が先に号泣...笑
おいそこ俺が泣く所でしょ!流石につっこんだわ!笑
やっぱりみんなで大笑い
本当に俺は人に恵まれました

幸四郎さんにも本当に感謝してます。
まずモーツァルト桐山照史にしてくれた事1番感謝してます。
「照史君には元気貰ってる」とか「照史君はもう大丈夫!自信のあるモーツァルトを演じてくれてる」と嬉しい言葉もいっぱい下さりました!

凄い役者は舞台に出ると金の粉が降る。みんなが釘付けになって目が離せなくなる。幸四郎さんから教えて貰いましたが幸四郎さんが1番そうだと思います
俺も幸四郎さんみたいな役者になりたい。
いや、なります。

 

 

 

最後の照史の文章ぐっときた。

照史がんば。

応援するよ。ずっと。

本当に素敵な経験だったんだろうな。

 

あ、松本さん…幸四郎さんがいない場だからそこまで言ってくれたのかなと。同席者が泣いちゃうってことはガチの感想だったんだろうな。

 

 

最後の砦が崩れた話ーーーそれはFC入会

あぁ…入っちまったよ…ジャニーズWESTのFC…。
いや、今更?!って話なんだが。

デビューシングルから地味〜にポチポチCDやDVDは買ってた。つい去年の5月に昔の舞台映像にまで手を出したのがやばかった。いや姉が小瀧に興味持ったのがやばかった。
二人って一人より転げ落ち度高いねー。それから二人でシングル初回映像特典を買い漁る。
姉は内→亀→大倉→関ジュ重岡→ヲタ卒→シドギャだったから途中5年ほどジャニーズにブランクあったにも係わらず、FC結成されるとさっさと入会した。

私はといえば…それ横目で眺めて、ま、いっか(笑)
いやCD、DVD収集は全部私です。好きなものは手に入れてないと納得できないwヲタです。FCに姉が入ってればコンサート申し込みはできるし。
なもんでFCには入会せず。
でも日々WESTに侵食されるHDD容量。
いや〜あかんやんw
今まではほぼほぼKinKi Kidsで占められていたHDD容量がどんどんジャニーズWESTにとって変わられる。
自分のスタンスがKinKi KidsジャニーズWESTの間で揺れている。
やばいやばいやばい。

だってさ、シゲ可愛いもん。あのシリアス顔と笑顔とイタズラ小僧のギャップ!
淳太はお兄ちゃんで賢そうなんだけど結構おバカでシゲや小瀧にいじり倒される可愛いさったらない。
小瀧は最年少なのに頭の回転早くてあの歌声!
照史は繊細で乙女。空気読む感と生のステージでの圧倒的な間の上手さ。
流星はひたすらイケメン。顔の造形もだが、それよりどこを切り取っても格好いいステージでの姿に驚いた。ダンス格好いいし自分の見られ方を知っている。
濵ちゃんの普通の20代後半の男性っぽいとこがたまに垣間見えるとこがいい。
神ちゃんは何でもこつこつやってる。多分こうやってずっとやってきたんだろうな。
そんな7人が愛おしい。

でもKinKi Kidsはデビュー前から見てきたし、Φコンのメディアキッスで堕ちたwあれからもう10年が来る。
今更な〜とは思いつつも両グループのリリースものを買う自分。

さて。
昔関ジュのシゲ担だった姉が久々に見た小瀧に堕ちて始まった我が家のWEST旋風。いや燃料投下は私ですw
最近シドがツアー再開し、姉はそっち追っかけ始めてすっかりWEST熱が冷めた。むしろアンチw
おいおいw
こりゃどうもFC更新はしないな〜。コンサート申し込みあるしな〜。
だもんで。
初めてPay-easy決済なるものを使いFC入会手続きをした。会員番号は15万台。へ〜。どうやらもう16万台きてるようで。
一緒にいつも楽曲聞いている二次元とそっち系舞台ヲタの妹を引き込みコンサート申し込みをする予定。一応照史担ですw

思えば最初に彼らを認識したのは、姉の持ってた関ジュ少年たちDVDのシゲ。なんか可愛い子がメインやってるな〜と。今じゃ整体師w
あの頃は関ジュコンサートを追っかけてた姉はシゲ担だったらしいw
カウコンでデビュー決まって4人が7人に。そこから地味〜に見ていた私。1年ぐらいは横目で見ていた。2年目で本格的にハマり地味〜に3年目も楽しみに見ている。
同時に関ジュも見だして、ちょこちょこ文ちゃんや丈の出演舞台見に行ったり。
いや〜ジャニーズって楽しいね(笑)
今まではグループのツアー以外はつよっさんや光一氏のソロやSHOCKだったけど、WESTは7人いるから結構活動広い。新感線の舞台も初めて見たし、去年はドラマ結構出てたし映画もあった。
楽しいっす(笑)


さてコンサートどこに申し込もう。

あ、勿論KinKi Kidsもw

『アマデウス』と桐山照史 関西系ジャニーズファンから観て

行ってきました。
アマデウス
多分最初で最後。10/16(月)昼夜公演。
ジャニーズWEST桐山照史モーツァルトをやると聞きチケットを取った。
以前映画のストーリーは聞きかじって面白そうだと思っていた。だが彼が出演していなければ見てないだろうな〜。と思いつつ、行った。

あ、その前夜に情熱大陸幸四郎さん回。アマデウスの稽古から初日に密着。おおー!タイムリー過ぎる!と、見たら…舞台風景結構映ってたw
演出も幸四郎さんがやってるのか。自分の役は別の役者さんに演ってもらって。会場でパンフ買ったら代役としてちゃんと名前が載ってた。
これ見てふっと浮かんだのがSHOCKで主演と演出演ってる光一氏。彼はソロコンサートの時には自分抜きでリハをする。自分は客席から照明や音響や構成のチェックをしている。
へ〜となんとなく相通じるものを感じた。

あともう一つ。
アマデウス』のモーツァルト役は、江守徹市川染五郎武田真治桐山照史と四代いる。
その市川染五郎幸四郎さんの息子なんだが、光一氏と陰陽師安倍晴明で共演している。光一氏も舞台ずっとやってるんだけど、染五郎さんはテレビドラマで全然声を張りもせず細かなニュアンスまでも台詞に滲ませていた。これは凄いなと思った。さすが歌舞伎役者と言えばいいのか?なんかよく分からないが凄い(笑)

あ、モーツァルト役歴代見てびっくりした。特に初代。江守徹がやってたのか!そんな役を照史がするの?…どうなるんだw

さて、入場。
昼公演は1階13列センター。夜公演は2階5列右サイド。
近いのは1階だが、センター過ぎて前の人の頭が被るw昼公演は双眼鏡無しで見ていた。
でも視力悪いから表情までは見えない。台詞で感情は伝わるけど。
2幕途中の公園かどこかでモーツァルト夫妻とサリエリがすれ違うシーンではっとする。
え…照史格好いい。
なんで?帽子?服装?ちょっと驚いてその後は結構ちょくちょく照史を双眼鏡で見る。照史の最後の登場シーンまで、ほぼほぼずっと双眼鏡で見てた。

夜公演は、ほぼ双眼鏡。昼公演で流れは分かったから結構気楽に双眼鏡で見てた。
でもって分かったこと。
昼公演では台詞が聞き取れなかったり意味が把握できなかった部分が特に最初の部分に多かったが、双眼鏡で顔をちゃんと見ながら台詞を聞くと、存外よく分かると思った。ま、2回目だからだったのかもだが。
照史、2幕では相変わらず途中からめっちゃイケメン。
後半はやつれた雰囲気を出していたが、目の下のクマの化粧も相まってなにやらめっちゃ壮絶。
目の表情が鬼気迫る。

そういや…楽屋に共演決まって挨拶に行った照史を見て、目が狂気を孕んでるみたいなニュアンスのことを幸四郎さんが照史に。
多分それ褒め言葉。だからモーツァルトを演れる…みたいな。
2幕後半の照史の目を見て、それ思い出す。

昼公演見て、ラストのサリエリの言葉含めなんかイマイチよく分からない。意味が、かな?
神という言葉が出てくる。多分それは宗教的なものから来る分からなさなのかなと思った。
キリスト教の神に対する概念というか、そういうものが根底にない日本人にはイミフな感じなのかな?と思った。
で、昼公演終演後パンフ読んでて。同じような困惑を幸四郎さん初演当初感じていたらしい。解決策としては神を善なる行為と置き換えて。

この舞台元々がイギリスの舞台。それをアメリカで映画化。日本での上演ではイギリスでの上演で演出助手だった向こうの人が演出やってた。そして途中から幸四郎さんが演出を。
舞台も映画も見てないから分からないが多分モーツァルトのキャラクターってこういう感じなんだろうね。ちょっとイラッとくる笑い声w下ネタというよりはウンコオシッコネタ多い。幼児性が強いのか?と思った。

ツイッターやブログを観劇前にちょこっと覗いた。ファンの書くものだから照史をベタ褒め多い。そりゃ褒められると嬉しいが、実際演劇ファンからすれば桐山照史モーツァルトはどんな評価なんだろう?
あれだけ松本幸四郎御大が手取り足取り演出付けているんだから、ある程度のクオリティはあるはず。だが、江守モーツァルトはともかく、染五郎モーツァルトや武田モーツァルトと比べてどうなのか。彼ら2人は24才ぐらいに演じている。そこ非常に興味ある。どなたか観た方いたら教えて下さい。


まず全体の感想。
以下ネタバレ気にせず書いてるから、差し障りのある方すみません。
上にも書いたが、ラストの台詞が理解できなかった。はい、すんませんwアホですw

冒頭で観客を”未来からの亡霊”だっけか?そういう形に表現して舞台の一部として招き入れる。
そしてそこからは、これからの行為への伏線を張り巡らす。
最後にはサリエリが全てを収束する。
曰く、絶望を抱えた未来の人(観客)の守護霊となるのでそういう時にはサリエリと呼んでくれ!”
神との戦い若しくは善なる行為に破れた男サリエリ。その破れた存在であるが故に、絶望している人々を救える存在であると説いているのか?
……うーん……分からん(笑)。
すまん。私それぐらいの理解力しかないw
見る人に何かを与えられる結末にしたらしいんだが。

外で私を待っていたうちの姉妹が、劇場から出てくる結構チャラいヲタっぽいおネエさん達が、かるーく、
「人生考えさせられるわー」
と結構大きい声で感想言いながら出ていってたと教えてくれた。
そうか、そうなのか(笑)

この脚本で脚本家は何を伝えたかったのか?
音楽に魅せられた純真な少年が、自分の凡庸さ故に嫉妬に苦しみ人として破綻する様か?
凡庸さに苦しむ人。
そこにキリスト教的神の存在が介在してくる。
西欧は契約社会だから、商人で即物的サリエリの両親は信仰の見返りとして繁昌を願う。
少年サリエリは善なる行為と引き換えに音楽的才能を願う。
神はサリエリに社会的地位を与えるが音楽的才能は与えなかった。そして善なる行為に背信したサリエリに与えた罰は、音楽家として社会的地位を極めつつも己が凡庸であることを噛み締めなければならなかった30年間…らしい。
そんなのいっそ全て放躑すれば楽だったのにね。善なる行為への思いも音楽への天賦の才能も。凡庸ってのはそういうことじゃね?
サリエリサリエリなりの才能があったからこそそこに囚われ、自分の凡庸さを嘆く。
結局は囚われ続けた人間の哀れさを描いた作品なのかな?
で?
嘆くな、そんな時にはこのサリエリを思い出せ。人にはその様な事が誰にもあるーーーか?
うーん。まぁいいや。よくわかんね。


実際は嫉妬とは縁遠いであろう松本幸四郎が、その様なサリエリを演じているのが見物と逝ったのは武田真治
松本幸四郎自身は、演劇と音楽とジャンルは違えどもその様な経験はいくらでもあると言っている。
桐山照史は、サリエリ程の思いはないが、下から駆け抜けて行く者に、心臓を掴まれるような苦しさは感じたことはあると。でもそこで何故か自分を信じることはできていたと。
本当にそうだったのかもしれないし、ジャニーズWESTという仲間を得てデビューできたから、そう感じるのかもしれない。



彼の内面は非常にナイーブだ。
きっとそれが瞳に出ているのだろう。
オーディションで喜多川ヒロムを睨み付けていたにも係わらず”瞳がピュアだった”と評された。
楽屋に初対面で挨拶に言った照史の瞳に”闇と狂気がある”と言った松本幸四郎ーーーそれ言ったら重岡大毅も同類っぽいけどw
桐山照史のそのピュアさやナイーブさがあったからこその、桐山モーツァルトなんだろうな。

馬鹿馬鹿しい幼児性。
才能故の、才能の無駄遣い
非社会的な振る舞い。
大人になりきれない依存性。
なのにそれを補って余りある才能。
ーーーの筈だったのに、サリエリの嫉妬によって滅ぶ。

最後に口ずさんだ幼い頃のままの歌は、本当に綺麗だった。

あれは桐山照史だからこそ、だと思った。
稚さ。
ピュアさ。
哀れさ。
あの桐山照史の歌声、表現力があってこそだろう。

あそこは結構ごつい彼の体がまるで幼児のように軽々と見えたと言っていたファンがいたが…いや、やっぱごついし重そうだよ(笑)それでもその肉体から乖離したような稚い喋りや清らかな歌声は…やはり哀れだ。

て、観てない人々にはなんのこっちゃだなw
サリエリに陥れられたモーツァルトは貧民窟で暖房の薪の金もなく、妻子にも去られ、亡父の亡霊に苦しめながら、独り依頼されたレクイエム(葬送曲)を書く。己への。
自分への社会からの仕打ちはサリエリの差し金なんだろうと思っていたが、そうではないところっとサリエリに騙され信じていたモーツァルト
ところが、病みに冒されせん妄に侵されぎりぎりの所で踏み留まっていたモーツァルトに、実は嫉妬故にこの10年間サリエリがやはり害を為していたことが、サリエリ自身によって暴露される。
亡父の亡霊への恐怖に怯えきっていたモーツァルトに、亡父の亡霊の扮装で現れたサリエリ。そして暴かれる事実。

その現実に、モーツァルトは稚い少年時代に還ってしまう。
無条件に父を頼り、何処へ行っても天才少年と讃えられ歓迎されてスポットライトの中にいたあの幸せな日々。
サリエリを父と見紛い、稚い頃に還ったモーツァルトは歌いながら父に抱擁をせがむ。
そんなモーツァルトを抱きしめるサリエリ

ここ他の役者さんはどんな風に演じたんだろう。
染五郎さんとは実の父子だしな。そういうとこがファンからは見所だったのかも。
江守さんとは同年輩だったからまた違っていたんだろう。
写真を見ると染五郎は結構正統派っぽい格好だった。真面目そう。
武田真治はエキセントリックっぽいよな〜。

で。桐山モーツァルトはどうなんだとうと思った訳だ。


ストーリーに関して。
元々がこれは舞台の脚本。
それをアメリカで判りやすくエンターテイメントの映画に仕立てている。
映画の方が表現が判りやすい。
例えば。
モーツァルトは、サリエリを自分に害する人間だと思っていた。その彼が病の床についたモーツァルトの作曲活動を手伝ってくれる。もう譜面を書き留めることはできないが溢れ出る音楽。それを書き留めるサリエリサリエリにしてみればモーツァルトの圧倒的才能に惹き付けられて譜面起こしを手伝っただけなのだが、モーツァルトサリエリが自分を助けてくれたのだと思い感謝する。 
『君は良い人だ』
そして息絶える。罪悪感に身悶えるサリエリ
ーーーみたいな感じらしい。
そっちが判りやすくてエンターテイメントらしく面白い。
演劇評論家が、”舞台はそこまで判りやすくはしていない”と。エンターテイメントではないのか?文学、芸術だからか?
みたいなことを感じた。そりゃ余白はいるけどさ。
まぁだからこそ、こんな一文書いてるんだけどさw



最後に。
この舞台見ながら、来る前に見てた『中間んち物語』という吉本新喜劇風のジャニーズWESTのコント思い出していた。その中でちょっとボケも入ったクセのあるおじいちゃんを相当濃く演じてた。
ジャニーズWESTって関西ということから、結構コミック的要素のあることをする。このコントだったり、MVのコウセイだったり。
そしてジャニーズWESTは役者としての仕事をするメンバーも多い。例えば重岡はクソ真面目な融通の利かない商人の息子を時代劇で演じたかと思えば、バンド内で恋愛や人間関係で苦悩する青年であったり、ピュアな田舎の中高生を演じてたりする。
しかし別にコントと振り幅大きくても、そこまで違和感はない。藤井流星しかり。小瀧望しかり。
しかし今回このモーツァルトを観て。
モーツァルトを演じている桐山照史を観て。
それまでの諸々の桐山照史の演じた役や、素っぽい桐山照史と違和感を感じた。違和感というか、重ならなさ。
これが映像と生の舞台の差なのかな。
圧倒的迫力を持ってモーツァルトがそこに生きて、そして死んでいる。
あのコントのおじいちゃんと、このやつれて鬼気迫る、そして稚い歌声のモーツァルトが同じ桐山照史とは。輪郭が重ならない。
そういう点では、あっぱれなんだろうな。

あ、カーテンコールの桐山照史は、まだちゃんとモーツァルトでした。
ひらひらと掌を翻して優美に一礼をする中世の宮廷人でした。
幸四郎さんを気遣いつつカーテンの中に下がるところは桐山照史だったけど。





蛇足。
昼公演見学が関西ジャニーズJrの林真鳥
たまたま終演後通りかかる。エレベーターを待つ間目立つからスタッフさんにエレベーター前でしゃがんでてと言われ素直にしゃがむ。でも自分の様子鑑みて、
「これかえって怪しくない?」
と言っててかわゆかったw
 

浜中文一を観に行ったEndlessSHOCK梅芸20170920

今年最初で最後のSHOCKです。
そういや私去年見てなかったっけ?
言われてみれば美波里さん降板の日の博多座が直近だった気がする。そっか〜、そうだっけ(笑)

今年のSHOCKキャストが発表になって…、
『え?!文ちゃん?!マジか!』
ってなった。
最近KinKi KidsからジャニーズWESTや関ジュにも守備範囲広げてるw関ジュだと文ちゃんや大吾。文ちゃんや丈の出演舞台も観に行った。
だからめっちゃ楽しみにしてたけど、梅芸行く予定だったから、ひょっとしたら文ちゃん外部舞台スケジュール入ったら梅芸は無理かもな〜と期待せずに期待していた(笑)
だもんで、雑誌のSHOCK帝劇記事は主に浜中文一を追っていました。
日経エンタの連載でSHOCKのメンバーの話が出ていた。Jrの主要メンバーが他のジャニ舞台に駆り出されていて、オーディションで目に叶うメンバーが少なくて、
「これだったら外部ダンサー使う」
って光一氏が事務所にゴネた時、事務所が、
「じゃ彼を」
と、隠し玉的に出してきたのが浜中文一
わぁいー!文ちゃんちゃんと事務所の人に認められている!まぁそりゃそうかもだが。外部舞台で主演もしている。
ジャニーズWESTがデビューして、最年長で関西ジャニーズJrに残った浜中文一
ジャニーズWESTがデビューした時悔しかったが、一緒にデビューしたかったかと言われればそれは違うと思った』
と。
確かにジャニーズWESTには届いてなかったんだろう。でも以前にはJrのユニットグループ”舞闘冠”としてオリジナルもありCM出演もしていた。メンバーは屋良っちをリーダーに、塚田僚一浜中文一、千賀健永、山亮。このメンバー見てもダンス力のあるユニットだったことが分かる。タッキーのプロデュースでできたグループだった。メンバーの皆がJrの頃だったから随分以前だ。コックローチのCMしてた。何曲かオリジナル楽曲あってPVもあった。
屋良っちが振り付けして、彼がメインだったので歌も屋良っちメインだったが、中には屋良っちがダンスをメインにするのでと、文ちゃんがメインで歌ってる楽曲もあった。文ちゃんの歌って、それまではまいジャニで歌ったつよっさんの楽曲ぐらいしか聞いたことなかったけど…上手いじゃん!びっくりした。
ダンスと歌が上手くて、キャラがちょっと変わってて間が面白くて関ジュのお兄ちゃんで。デビューは無理だろうなと思ったが精力的に舞台に出演しだしてほっとした。ジャニーズでやっていってくれるんだろうなと。ずっと応援したかったから。テレビなんかで見る後輩と一緒の時のちょっととぼけた雰囲気とは違って、実は相当人見知りで自信なさげな彼。そんな彼が自分の道を歩こうとしている。ジャニーズの中での自分の在り方を探しつつ。ただでさえ関西ジャニーズJrというデビューにはなかなか繋がりにくい場所でありながら。東京だと4Uもいるけどあそこはユニットだしな。
というのが文ちゃんSHOCK出演決まった時に思ったこと。まさかあの年(29才)で今更JrとしてSHOCK出るとは思わなかった。
ちなみにコッシーとは同い年で内よりは1才下だっけ。内とはオダサクで共演していたが、元々内は関ジュの先輩の関ジャニ∞のメンバーだったから、年は余り変わらなくても文ちゃんにしてみれば歴然たる先輩w内と4Uは一緒にSHOCKやってるから、余り先輩後輩感無いみたいで、文ちゃんと内の関係性に違和感感じたみたいだが。内自身が余り先輩立てたりとか無さそうだから、余り頓着なさそう。研修生に落ちてキャリア複雑だしな(笑)
屋良っちとは舞闘冠やってるから面識はあったんだろう。でも文ちゃんに関するジャニワ梅芸でのレポ見たらダンス結構グダグダで”キレがない””動きがw”って言われていたwそうなんです。去年のジャニフワ梅芸では関ジュとして出てたんです。関ジュ最年長だけど最近は外部多くて関ジュのステージとご無沙汰な文ちゃん。(関ジュはマネージャーさんも稽古場も無いから、先輩が後輩に何でも伝えて絆強い。衣装の始末の仕方まで先輩が伝授の伝統。)
そんな最近の文ちゃん。雑誌でも、”ダンス久し振り””ダンスはもう踊らないかと思ってた””もうダンスはいい”的なコメントがw
それってSHOCK出た時の大倉じゃんwいやいや文ちゃん頑張れ!大倉ってSHOCKで懲りて結局ああいう舞台はそれ以降出てないwその後暫くして内がSHOCKへ。光一氏は大倉の例があったから内に、
『また出たい』
と言われて嬉しかったんだろうな。いや内あんま何も考えてないからなwビジョンとか余りなくその時やってる事を頑張ってる。まぁ…内がSHOCK続いてるのは意外でした。華はある。


さて前置きが長くなりましたが、SHOCK行きますー!
9/20(水)昼夜両部入りました。昼は2階後方下手、夜は3階後方同じく下手だが昼よりはセンター寄り。

光一氏どこや。とりあえずスモークの中の吊るされた光一氏探す。わぁい!きらきらざちょ様。そして相変わらず声もげてるwいつもここ声出てないw

そして、そして。オープニングで踊ってる文ちゃん。どこや?
いた!
黒髪でさらさら、ぱつんとサイドを揃えて斜め分け。襟足はない。色は元々白いから、双眼鏡で見ると王子感ぱねぇ!
サイドに分けて鋭角に切り揃えられたサラサラ黒髪が白い肌に散る。か…かっけぇ(笑)
あ、でも。きっとこれSHOCKの舞台で、尚且つ踊ってるからなんだろうな(笑)皆格好いいもん。
オープニングは屈託なく楽しそうな笑顔。おおっちゃんと踊りながら芝居してる。ま、そりゃそうか。20歳前後のJrじゃないんだから、自分がこの場所にいる意味なんかもちゃんと弁えている。
だからダンスやその他劇中劇の中にも、その時の役の思いを込めて演じているパフォーマンスであるという入れ子的なことはちゃんと落とし込んでいる。

千秋楽後のバックステージ。
後輩と箱に乗ってゆらゆらぐるぐる回ってる。楽しそう。そのうち端で内と指輪のケース取り出してなんかゼスチャー。気持ちでぶつかればいい的なことなんだろう。リカに当たってスルーされるウチ。
「気持ちで行けって言ったじゃないか」
みたいな文句言うウチに、
「気持ち出せと言ったけど、単に気持ち悪いの出てる」
みたいな台詞言ってるブンイチ。おー!台詞ある!パチパチ(笑)でもってちゃんとお客さんからも笑い起こってる。よかった〜。いや既に気分はオカンですw

屋上。
ここは文ちゃん出ない。ということは下を通るのか。
以前からここのオーナーの台詞に違和感あった。リカのお母さんだから皆のお母さん的ポジションや年齢や関係性なんだろうに、ちょっと女入ってるオーナーの台詞。敢えて、なのかな?コウイチがそれ位魅力的ってことを言いたい?以前はここお笑いシーンあったからそれの名残りで残ってるのかな?イミフだ。
そういやここでお笑い要素ブッこんだのは植草オーナーからだったかwあれ結構好きだったけどな。
昼は「シェイクスピアって?」的なやり取りでコッシーがハケたんだっけ?笑い起こってたが初見だと何がおかしいんだろ?て感じだろうな。単にテンション芸。夜はそこに「シェイクスピア誰がやるの?」っておバカ台詞が加わっててちゃんと笑えた。シェイクスピア物の舞台をやるってことが全く分かってないってことをこの一文で伝えてる。その後コウイチがオーナーに、
「○○やリチャードⅢ世もちゃんと説明しときますから」
って言ってた。
単にアドリブかと思ってたけど、ちゃんと昼から夜で判り易く変えてくるの見て、光一氏かな〜?と思った。ちゃんとお客さんに伝わるようにアドリブの台詞さえにも気を配ってるってのがいかにも光一氏のイメージ。ほんとはどうかは知らないけど(笑)

下を歩くキャスト。
文ちゃん最後。ウチとリカと絡んでる。客席から笑い声。

翌朝のブロードウェイの街中。文ちゃんどこや(笑)
お!いた!緑の上着ね。ウエストサイド風のシーン。踊ってる、踊ってる。シュッて倒れたり。文ちゃんて移動基本ゆっくり歩くw
途中で上着とストールをウチから渡され羽織る。このシーンて神田リカの頃からあるよね。なんであるのか謎だがオチャラケなんだろうな。そういや文ちゃんのこの衣装交換も以前マツで見たことある。てことは、文ちゃんの役割って4Uのやってた役を割ってるってことかな?ウチとの指輪のやり取りも元々は4Uだったよね。

その後アンサンブルさんから新聞渡され一緒に踊る。
ブロードウェイに行きたいかと皆で話すシーン。ブンイチってちょい外側にいるイメージ。まあそりゃポジション的にそうかもだが。

てか4UにしてもJrにしても、今回初めて文ちゃんに注目して見てるけどいつもは光一氏しか見てないから、役作りとかしてても全く分からなかったw台詞も少ないし、なんかコウイチとライバルのそれぞれ分かれてるな、刀渡す人と傘差し掛ける子がいるな程度の認識。なのに、めっちゃ皆役を作ってる。
きっとそれがモチベーションにも関わる。アンサンブルさんにもシーンの気持ちから説明している光一氏。やってることもう演出だよな。だからこそ、Jrでもちゃんとそれぞれに役作り。台詞はなくてもちゃんとその役として舞台に立っていて欲しいと。
ダンスやパフォーマンスは単なるパフォーマンスじゃない。台詞はなくてもその役で演じたうえでのパフォーマンス。表現。台詞で進むストーリーが表だとすれば、劇中劇のパフォーマンスが裏。表裏一体で進む。むしろ劇中劇でのパフォーマンスがあるからこそ。そこでどれだけ表現できるか。
そう言ったのは光一氏だっけか?当時の斗真だったか…。
そうだ。芝居が問いで、劇中劇が答えとも言っていた。答えが解るように表現しなくっちゃいけない。
Jrってショーのダンスはダンスでしかないから、そういう表現を要求されたことは無いだろう。へ〜っと思いインタビューを読んだ。

今回文ちゃんてどういう役なんだろうと、ずっと仕草を追っていた。SHOCKで光一氏以外をずっと見てるのは初めて。
文ちゃん追ってたんだが、ぱっと見つけられず。大概は黒髪と髪型で探すんだが、そうだと思って双眼鏡で覗くと辰巳だったりするw黒髪だけどサラサラじゃない。紛らわしいな、おいw
台詞無い場合が多いから、表情と仕草を見る。梅芸ぐらいのハコなのにこまけーぞwとほぼ双眼鏡に頼る。視力悪いし、双眼鏡の視界が6,5度しかないから狭い。ほぼ文ちゃん一択ですw

ちょっと微妙に笑顔は見せるブンイチ。てことはブロードウェイは嬉しいのか。確かウチ側だよな?

オーナーの言葉が柔らかい。抑揚が付いて柔らかく伝わる。
リカの台詞廻しうるさいなーと昼公演聞いてたが、夜公演では慣れたwごちそうさんで大吾のお姉ちゃん役してた人だよね。
ウチ以前程子供っぽさなくなった気がする。

昼公演は隣に年配のリピーターっぽい女性と、そのお母さんらしき相当年配の初見の女性。夜公演は”どうしておまいらここにいる?”って感じの20代後半のヤンチャっぽいイメージのカップル。最初はずっと彼女が彼氏にレクチャーしてた。いいけどさ、もう少し小声にしてくれいwそのうち見入って静かになったけど。反対におばあちゃまはたまに小さい歓声上げてる。初見の二人のそれぞれのリアクションがちょっと興味深かった。

ブロードウェイのショータイム。
ブンイチ笑顔です。結構ずっとぐるぐる回ってます。側転ありぃの。すげぇ(笑)後輩達ダンスで買われてオーディション受かった子達だから、年若い彼らと同レベルに動くのは結構キツイかもwでも文ちゃんのダンス綺麗。一緒に4U踊ってるけど彼ら程クセはないし、軸もブレない。好きだわ。勿論内よりはスキル高いwソシアルダンスの日本上位レベルの人に一緒に踊って上手いと言われ、30分で振りを覚えた文ちゃんですw

ウチとJrのショー部分、文ちゃんのソロパート有り。さすが歌うまです。これって以前は年少Jrが歌ってなかったっけ。

ジャングルでも探す、探す。どこやー!Jr担て大変ねー。そういや新感線で神ちゃんほぼ見つけられず後日DVDでやっと確認できたw
光一氏のトルソー綺麗過ぎるだろ。あの細マッチョの胸と腹の筋肉は凄い。

ソリタリで光一氏のすぐ後ろで発見。格好いいな〜(笑)あのジャケットの裏地を見せる振りです。
ソリタリ分かり易く台詞足してるのかな。それ聞いてウチの方に行く為にハケるブンイチ。

バックステージ。
ブンイチはソファの前辺で待機。ウチが来ると止めに入る。最後まで残っていて若い子に声かけて一緒にハケる。すみません、残りのJr3人の区別が付いてないw

ジャパネスク。
戦闘シーンで登場。ウチ側なので意外とコウイチと絡んでる。めっちゃ殺陣やってるやんー!
舞台の前方から布地が後方に曳かれて台上にコウイチとライバル出現のシーン、台が無くなっていたwやーん!あの台からシュタッて降りるシーン好きだったのになー。
途中のコウイチ達一旦ハケてJACの人やJrでやってたシーンが無くなって光一氏出ずっぱり。そうか、これか〜。内がウゲゲと言ってたシーンw最前で文ちゃん刀回してる。わぁーい。結構目立ってる。
ここいら辺BGMがずっと太鼓の生演奏で迫力ある。
最後、階段前で撃たれたコウイチが渾身の力を振り絞って、刺し殺すのがブンイチwこれもオイシイ。前はJrじゃなくアンサンブルさんがやってなかったっけ?
ちょこちょこ結構目立つ部分に使ってくれている。

階段上で笑ってるウチの演技が好きです。
刺す前ってウチ以前はもっと尻込みしてなかったっけ?結構あっさり刺したな〜。
3階から見ると、段上って顔が見えない。見切れてるwだからモニターあるのねw
夜の部で反対隣の方、今回お友達が来れなくなったからと席譲って下さった方なんだけど、SHOCK初見のKinKi Kidsファン。階段落ちがあるのは知ってたけど、もっと最後のクライマックスにあるのかと思ってたって。こんな一幕最後の中盤なんて!2幕はどうなるの?と(笑)光一氏の狙い通りじゃんw

2幕冒頭ってバックは相変わらず森の中っぽいけどサイドは雨なんだね。森の中って、植草オーナーのドクロ採掘からだよね。あれってプレゾンオマージュだっけ?SHOCKにしてもなんやかんや昔のジャニ作品からの雰囲気引きずってるw

でっどおあ。
お面付けてても格好いい文ちゃん(笑)何度目だろうこのフレーズw
いや〜マスク越しでも伝わるw

シェイクスピアシーン大好き♪
元々光一氏のシェイクスピアシーンがあると知ってDVD買ったのがSHOCK見た最初。特にリチャードⅢ世大好き。絵に書いたような見た目王子の光一氏がリチャードⅢ世を演じるというギャップが何とも言えない。特に今回は、流麗に立っていたのがゆらっと揺れて崩れ落ち、片輪の身体表現。声音も変えていた。ちょい声張りすぎか?とも思ったが、リチャードⅢ世知らない人に世界観を手っ取り早く伝えるには致し方ないかも。

ウチとコウイチリチャードが声合わすとこも好き。
ウチとコウイチのリチャードが入れ替わった後、めっちゃ悪そうな顔して下手にハケるコウイチ。GYAOのCMのつよっさんとするドヤ顔みたいな感じだったw
アンを口説くウチリチャードは以前の方がもっと甘くて色気あったな〜。リカの女優さんアンは可もなく不可もなくだ。前回DVDの女優さんのアンの去り際の笑い声にはびっくりした。魔女みたいだったwどう考えても王女の笑い声じゃなかった。あのキレ具合はおもろかった。品はなかったがw 
3階だと柩の後ろでセッティング中のコウイチが見えるwわぁい(笑)


オフブロードウェイのバックステージでコウイチ登場シーン。
総じてアドリブのお笑い部分減ったのかな?どれも余りしつこくない。植草オーナーの頃はめっちゃあったw今回はあっさり。深追いしないというか(笑)
ステッキで踊るシーンのバックは何年か前はちゃんとウチが踊ってたのにね。なんであそこでバックでわらわら踊ってるのかイマイチ分かりにくくね?ずっとウチはステージを続けてるんだというのが伝わる、コウイチ達の反転のウチ達のダンスシーン好きだったのにな。

次はブロードウェイでのウチのショーステージ。
文ちゃん地道にサイドでセリから降りたりして場所移動してます。台から降りる仕草も格好いい。でも基本移動はゆっくり歩くw
コウイチ登場して、ウチサイドのメンバーは下手側に。 
ブンイチどうするのかな?と見てたら、最後の最後で一緒に踊り出す。あそこはコウイチの絶対的魅力に皆抗えず踊り出してしまうってシーンか?ウチを身近で見ているブンイチならあそこで踊れないウチの気持ちは分かっているんだろう。設定は確かショーの最中に踊り出したコウイチだよね。ならお客さんの前?だったら踊り出すブンイチもまぁ納得できる。ショーの途中なら続ける為に踊りそう。一生懸命は踊ってるけど。つうか文ちゃんアンニュイ過ぎるwでも終わった後、後ろの方で外国人のアンサンブルさんと楽しそうに喋ってる。
あ、そうか。思い出した。
ブンイチもコウイチの手に触ってるんだ。どこだっけ?帰ってきて喜ぶシーンでコウイチの手に触り、不審気に表情が強張る。

告白シーン。
ブンイチ下手脇で聞いている。
ウチ以前はもっと弟っぽい感じだった。追っても追いかけられない切なさというか。そういうのが漂う演技。今回はそうでもない。
『追いかけても振り向いて貰えない辛さは俺が一番よく知っている』
本来は好きなリカに振り向いて貰えないって意味だったんだろうが、ウチのそれはコウイチへの憧憬だった。今回はそういう色は薄い。パンフで美波里さんが言ってたように変えたんだろうか。
告白でも表情変えないブンイチ。薄々感じていたのかな。そんな風にも取れる。
そして途中から後ろ向きになってしまう。
皆前向いているのに。ブンイチだけ客席に背中を見せている。昼夜共にそうだったから、あれはちゃんと演技としてやってるんだろう。背中で演技。また難しいことやっちゃってるなぁ(笑)まぁ皆前向いてほぼほぼそこから動かないからなぁ。途中ブンイチ前に動いてる。意外と動いてる。
『全てを受け止めるさ!』
ここだけはコウイチ見たくてそっち見てた。そのシーン好きだったから。もうちょい万感込めた切なさ出すかなと思ったが、そうでもなっかった。

夢幻。
赤い布の舞台後ろへの引き抜きが好き。赤い布がまるで生き物のように舞台から消える。
コウイチのリボンフライングもダンスも好きだが、今回の夜公演で、太鼓の音が響いた。
ラダーフライングの後方で皆が太鼓をずっと叩いている。その音と太鼓を叩く振り上げた腕の動きと力強さ。その音に泣けそうになる。
ラダーフライングをじっと支えているその太鼓の音に、カンパニーのコウイチへの思いが伝わる。
あれはちょっとびっくりした。今まではリボンフライングするコウイチに泣けそうになったが、今回は太鼓叩くブンイチに泣けそう。そのコウイチへの思いに。
そうか、視点が違うからか。いつもはコウイチ視点で心情考えているが、今回はブンイチ視点でコウイチを見ている。

ぶんぶく茶釜前の雄蝶雌蝶的な踊りのシーン。
それで解るだろうかw察して下さい。傘フライングです。あそこの最初にリカの立ってるとこのセットwなんかkyo to kyoの一反木綿シーンを連想する。一反木綿?巻紙が宙を飛ぶシーンですw
てかこのシーンて日系2世が外から見たジャパネスク的な雰囲気を未だに残してる。海外で見たらこれも結構オリエンタルなんだろうな〜というトンチキさ。なんで赤の鳥居なんだよwww

夜の海も文ちゃん探す。
でも倒れるコウイチは外せません。周り皆拍手してたがピンスポに浮かぶコウイチ見る為に双眼鏡を覗いている私。すみません。感動を伝えるよりコウイチを見たいという欲求を優先しているw
今まですごく儚いイメージだったこのシーン。
でも違った。
今回とても力強い。
倒れる直前、手を空に差し伸べて。ぐっと力強く何かを掴むコウイチ。
前回は何か掴んでいるんだろうなぐらいの雰囲気だった。そのまた前は手を差し伸べて終わってたような。
この力強い掴む仕草で全然イメージが変わる。
消えていく儚さ切なさだったのが、未来への明るさを感じる。いやもう死んじゃってるんだけどさ。
きっとコウイチは彼なりに何かを掴んで満足した人生だったんだろうと思わせる。
あのいさかいから舞台で意識不明になって亡くなったコウイチ。でもその後の復活しての日々で、カンパニーからコウイチへの思いや一つに纏まった思いを得ることができた。可哀想な切ないエンディングではなく、明日への希望を描いたエンディング。
たった仕草一つでこんなにもイメージが変わるとは思わなかった。
すげぇ。

天使のようなキラキラざちょ様来迎。
皆で歌う。ウチだけが歌うコウイチに気付いて。
重なる声。つい文ちゃんの声探してる。
このシーン見つつ、つい先日見た関西ジャニーズJrのお笑いスター誕生!という映画のエンディング思い出した。
ストーリーとは全く関係なくいきなり始まるレビューのようなシーン。キラキラしててめっちゃ幸せな気分になるエンディングだった。
それとはちょっと違うかもだが。
全体を流れるメロディや歌を全員で最後に重なりつつ歌い上げる。
舞台全体を思い出し、幸せな気分で終わることが出来る。
楽しかったな〜と思いつつ、きらきらしたコウイチの笑顔を見て、終わる。
なんて幸せなんだろう。


はい、ここからは皆の紹介。
昼の部では気付かなかったが、文ちゃんてJrの中ではちょっと別格扱いな感じ。これ一部でなんか言ってる人もいるらしいが。でもそりゃ立場違うから仕方ないでしょ。他のJrは年若くてオーディション受けた子達。文ちゃんは事務所が連れて来た。関ジュの最年長で既に外部舞台で主演もやってる。扱い違ってなんら問題ないと思うわ。でもよくSHOCK出たな〜(笑)
パンフ読んでたら、きらびやかなショーとしての舞台の難しさやシビアさを感じたようだが。そりゃSHOCKみたいに秒単位まで計算されショーアップされた舞台なんてそうそう無い。この年で初めて経験したが良かったと。
よござんした(笑)


文ちゃんのめっちゃジャニーズとしての姿が見られて良かったです。クオリティ高いぞw
めっちゃ王子でキラキラしてるぞ(笑)
見納めだろうな。いや嬉しかったです。
これから浜中文一がどこに行くのか分からないが、ちゃんとジャニーズもやれる浜中文一もいるんだよと皆さんに知って貰えたんじゃないかと。

いろんなこと飲み込んで飄々と歩む浜中文一
がんば。


てな訳で、文ちゃん観に行ったSHOCKでしたw

 

『関西ジャニーズJrのお笑いスター誕生!』を観て

『関西ジャニーズJrのお笑いスター誕生』今回2回目です。
初日に行けず、2週目に行った時は1日に2、3回の上映になっていたが、今週は遂に1日1回上映に。こりゃヤバいと慌てて見に行った。どうせDVD買うからと1回でいいやと当初は思ってたんだが。

何故また見に行こうと思ったか。
ネットで読んだお笑い好きの方の感想を読んでです。”小ネタ繋げて営業用の尺にするにとかはリアルでよくあること。その辺よく現場を知っている脚本家さんだなと見た”と。
へ〜そうんなのか。
1回目見て後からパンフ読んだけど、漫才やコント部分あんまよく見てなかったなと。

でもって家で何気に動画見ていて”漫才ギャング”だっけか?それ見た。品川ヒロシ脚本の映画。
へ〜。テンポ良い。間がいい。まぁそりゃそうだよな。比べちゃ駄目だ。本職の俳優と現役漫才師が作った映画と、ジャニーズJrの青春群像描いたたまたま題材がお笑いのアイドル映画だもん。

あと一つ。
見てて浮かんだのが、堂本剛菅野美穂スペシャルドラマ”ラストプレゼント”。 
堂本剛演じる売れない漫才師と不治の病を隠している妻菅野美穂のストーリー。これは切なかった。で、確かコント部分は、当時バラエティ番組の構成作家もやってた福田さんが書いてた。達者なんだこれが。つよっさんが芸達者なのもあるが、ちゃんとお笑いで見えるぐらいしっかりコント部分を作ってた。DVDではカット部分なしでまるまるコント作品を入れてた。
この後漫才師が書いた小説を元にお笑いがネタのドラマか映画があって、そのクオリティに対して結構賞賛の声が上がっていたが、私は密かに”既につよっさんやってたんだがな〜”と思いつつ見ていた。

さて本題。
冒頭から笑った。今までの松竹関ジュ映画に出ていたお馴染みの伝説の切られ役の方が出てるー!お遊び好きだな。
ピンクラクダとエンドレスのメンバーのシーン。演技下手w誰だw戦犯は(笑)で、向井康二藤原丈一郎と判明。まぁ室龍太も笑えるし西畑大吾も結構クサかったけど。撮影序盤だから馴れてなかったのかな?と思っていたが、エンディング見たらこれ撮影後半で撮っていたこと判明。をいw
大吾の漫才シーンが表情作り過ぎ。丈一郎はよくカバーしてんな。
草間リチャードの演技がナチュラルでよいわ。一番サラッとしてる。そういう役柄なんだろうけどさ。
康二wwwすまんー!ワロタ。カッコイイ台詞とカッコイイ役柄なんだけどさ。演技下手過ぎ。元々あんま康二の演技仕事って見たこと余りない。”少年たち”をまいジャニで流しててたまたま康二のシーンがあったが、あれも結構なぁ(笑)
龍太はビビりが普段のツッコミのトーンと大差ないから、違和感はない。前作でマネージャー役してたし。
あれ?そういや康二も前作出てたやん。…何故にあのクオリティw
大吾は漫才シーンはともかく演技は断トツ上手い。1回目に観た時、一番盛り上がるシーンで感動して思わず泣きそうになった。あそこは演技を付けられた訳じゃなく大吾が自分でやったらしいが。上手いなぁ。ちょっとした表情とか。浜中文一や本職の俳優さんの達者な演技を除くと、今の関ジュの中では段違いだろうな。
文ちゃんは安心して見える。前回の映画の冒頭の二日酔いシーンの雰囲気のしどけなさにファンになったんだが(笑)前作では、そのシーンだけの為に2回目見に行ったw
彼はいいよねー!来週SHOCK見に行くがめっちゃ楽しみ。何たってSHOCKオーディションでJrのメンツ集まらなくて”これなら外部から人引っ張ってくるぞ”と堂本光一が言った時に、事務所の人が隠し玉的に差し出したのが浜中文一(笑)光一氏に”文ちゃんは救世主”と言わしめたw
道枝はこれがドラマより前の作品なんだったんだね。”母になる”も”未満都市”も見たけど初々しい。掃除用具ロッカーのシーンで演技を褒められたらしい。納得だ。
長尾のキラキラさ加減が(笑)ほんと少女漫画。でもさ顔が繋がらないんだよね。道枝と長尾から、大吾と丈一郎w顔もだけど雰囲気違い過ぎる。
実は高橋好きなんだがwまぁ何にしろ若手が出るのは良い事です。嶋崎笑顔だけかよ(笑)
正門と小島だっけ?後輩芸人。どっちかどっちなのか未だにとっさに区別がつかないwすみません。つうか大吾の5年以上後輩の役か?無理あるぞー!w

今回の脚本家さんは元芸人さんだよね。如何せん演じているのがアイドルだしな〜。このクオリティは仕方ないか。流石に濱口達のシーンは本職だけあってちゃんと笑える。
あ、あのマラソンの人w霊媒師は達者でしたw
女将さん安定感ある。つうかメインが大吾と文ちゃん以外は危ういから脇がしっかり支えないと成立しない。
なんか変な芝居してる先輩芸人役いたけど誰だったのかな?漫才ギャング成宮寛貴と同じ立ち位置のちょい役の方。誰か知ってたら教えて下さい。

ストーリーは途中に旅館のドタバタ入れることで娯楽作品にちゃんとなってた。
そしてクライマックスの大吾の演技。これリアルだったら無理あるんちゃうん?と泣きそうになりながらもハラハラしてたが、ぎりぎりで回避する丈(笑)
台詞は結構クサかったりするけど、解り易く、アイドル映画としては十分楽しめる。レディースデーで入ったけど十分価格に見合った作品だった。
お笑い部分は、見ながらついつよっさんのラストプレゼントを思い出した。2回とも。なんでだろ。題材としてのお笑いの使い方やほのぼの感が共通してたのかな?ちなみに品川ヒロシ漫才ギャングは浮かびませんでした。テイスト違い過ぎ。

エンディングで、カチンコ使ってクランクインからの様子をずっと流してて。
大吾の短髪の謎が解けた。後半の伸びた髪はカツラ?にしてはナチュラルだな〜と思っていたが、最初に長い髪で撮って後からカットしてた。へ〜(笑)ラストレシピとかと被ってたのかな?

関ジュ松竹映画といえば、ラストのフィナーレっぽいシーン。これ大好き。インド映画っぽいというか宝塚のフィナーレっぽいというか(笑)
フィナーレで今までの映画の世界観と全く関係なくアイドルスマイル全開でキラキラ歌って踊る彼等を見るのが大好きだ。わくわくする。幸せ感というか。
”お笑いで見る人を幸せにするんだ”っていうのがこの映画での主人公の想いだが、アイドルはその存在自体で見る人を幸せにするんだよ。きっと。
あの最後の、松竹座でセリ上がる彼等のシーン。後ろにも白い衣装で関ジュが並んでいる。
あの画面で”楽しい映画だったな〜”と思った。
この時間に感謝しつつのわくわく感。楽しかったー!という満足感。そういうの全部引っくるめての、あの関ジュのダンスシーンが大好きです。

つうことで、『関西ジャニーズJrのお笑いスター誕生』感想でした。
間もなく終わるのかな?と慌てて駆け込みで観てきました。まだの方はどうぞ〜(笑)

 

関ジャニ∞のSONGSを観て、WESTを思う

はっきり言うと羨ましい。

 

”色モノのコミックソングをずっと歌わされていた。”

”大阪じゃない歌を歌いたいと訴えた。”

”その為に、自分達の武器がバンド。”

 

いや〜羨ましい。

ジャニーズWESTファンとして。

いや、先を歩く者としての苦労は勿論あるだろう。何もない所から自分達の道を切り拓いている彼ら。

そして相変わらずのコミックソングを歌わされているジャニーズWEST

しかし彼らは決して歌わされているとは言わないだろう。関ジャニ∞は今だからこそ振り返って「なんで俺らこんな歌う歌ってるんやろ。もっと王道を歌いたかった。大阪じゃない歌を」と言える。

それを10年度前の彼らと全く変わらず今歌っているのがジャニーズWESTだ。

ただ、歌わされているとは言わなさそうだ。きっとスタッフさん達とディスカッションして、そのセールスの方法に納得はしてるんだろう。たとえ自発的に無理矢理ではあったとしても(笑)

 

なんやかんや言いつつも、きっと関西ジャニーズはジャニー喜多川とは親密でフランクな関係なのかもしれない。ヨコや照史のヒロムに対しての物言いを聞いていて思う。デビューしたいという自分達の思いをストレートにぶつける。泣き落としや絡め手なんかも用いつつ。

ヨコや照史のその人懐っこいストレートさが好ましいのかもしれない。

そうやってデビューまで辿り着いた2つのグループ。

確かにイメージは被る。

事務所が被らせているのだから当然だ。そしてその結果『ジャニーズWEST関ジャニ∞の二番煎じ』だとしか見られない。

ジャニーズWESTもきっと思ってはいるだろう。もっと違うジャニーズらしい格好いい楽曲をと。『逆転WINNER』の時、

「やっとジャニーズらしい格好いい楽曲です」

と言っていた。

また『ズンドコパラダイス』の衣装を「もうちょっとセンスのある衣装に」と言っていた。

それが本音だろう。

 

関ジャニ∞は、自分達で早々にそこからの脱却を図った。その手段というか方便というか武器が、バンドだったんだろう。

随分以前からやってたような気がしてたが、本腰入れてやり始めたのは『関ジャム』からだと言っていた。それ随分と最近じゃないかw

 

いや『関ジャム』も羨ましかった。

KinKi Kidsファンとして(笑)

なんたってフジの派閥争いのとばっちりで終わってしまった『堂本兄弟』。

『関ジャム』って、きっと『堂本兄弟』でこういうこともしたかったんだろうなと思わせる内容。あれは『堂本兄弟』が終わったからこそスタートさせることができた内容だろう。

いや〜羨ましいw

そんな番組をすることによって、関ジャニ∞は音楽的なイメージを纏うことに成功した。

バンドはいい。年齢がいってもグループとしての活動が成立し得る。TOKIOのように。

これが普通のダンスメインのアイドルユニットだと、いずれ年齢的限界が来る。少年隊のように。植草克秀に往年のように踊れと言っても酷なのはSHOCKの舞台で感じた。

勿論精神性が肉体的なものを上回るといったバレエのような芸術性を持ったものにまで昇華できるのなら、それはそれで年齢は関係ないのかもしれない。が、アイドルのダンスとはまた別物だろう。

 

音楽性の高いグループというイメージをバンドという得手と共に手に入れた関ジャニ∞。ある種それはKinKi Kidsを踏襲しているとも言える。

ただ、デュオと7人グループのバンドという差異から、余りイメージは被らない。またジャニーズのバンド形式の先輩グループであるTOKIOとはやはり余りバッティングしない。

TOKIOはずっとバンドをやっていて、最近は自作曲でリリースもしている。20年を超えて本当にぼちぼちと真面目にやってきたからこそだろう。

 

元々ジャニーズは楽器演奏や自作曲を作る人間は意外といる。クオリティはともかく。Jrの頃からのバンドもあるし、ジャニーズからスタジオミュージシャンになったりした人間もいる。野村義男は元来ミュージシャン指向で今じゃ立派なミュージシャンだ。

だからバンドをやろうと思えばやれるんだろう。でも柳の下には何匹もドジョウは居ない。

 

ジャニーズWESTのメンバーでバンドをしたいと言っていたメンバーもいた。

いや、そこはもう駄目だろ。ジャニーズ的には王道っちゃ王道だが、もっとニッチを探さないと。

普通に演奏や自作曲をするのは嗜みかもしれないが、グループの方向性としてはなぁ。堂本剛安田章大ぐらい才能があればともかく。

 

最初に戻る。

バンドをすることによって、コミックソング、大阪ソングから脱却した関ジャニ∞

羨ましい(笑)

さて。ジャニーズWESTは?

何を以てコミックソング、大阪ソングから脱却できるのか。

 

パラパラ?

どっちかつーとそれもコミックソング範疇の楽曲だよなぁw

でもそこはべつに良いと思う。

パラパラチャーハンとか3、14とか粉もんとかホルモンとか。あとなんやかんやwああいうのは楽しいし盛り上がる。

後は、狂愛3部作やEDM系の格好いいダンス曲。これはファンが是非テレビでやって欲しいと思っているに違いない楽曲。こっちの方向性を何故やらないのか。アルバム曲かシングルのc/wでひっそりとリリースされるが、コンサートではめっちゃテンション上がる。

今テレビで全盛期のもー娘の映像流れてた。こういう色モノでもブレイクすれば面白いよね。つんくもそういや大阪だwだからべつにアリだとは思う。思うが、やはりこればっかじゃな〜。

 

姉は元々内担で関ジャニ推してた。ていうかY&Jの3グループのファンだった。

だからヲタ卒する八祭前までの関ジャニ∞には結構詳しい。

話を聞いて、つい比べてしまう。

京セラドームをやった頃の関ジャニ∞ジャニーズWEST。3周年の頃は?47都道府県ツアーはいつだっけ?

姉が今日はたまたま分厚い関ジャニ∞の写真集を見ていた。テキストびっしりのページ。

「なんじゃこりゃ?」

「今までの生い立ちなんかからメンバーそれぞれが語ってる」

「WESTの10000字インタみたいもの?」

「そんなもの」

へ〜。

でもってSONGS。

若いなー。年長の三馬鹿でさえ21才。Jrの頃の映像も流れる。

「あの頃は皆十代のデビューだったから、俺ら結構焦ってた」

そっか〜。でも淳太デビュー時26だったけどなw10周年で36歳だよ。KinKi Kidsは20周年で38歳だ。35歳前ぐらいまでは若かったけど、それ過ぎるとどうしても…w

WEST10周年で小瀧は27歳か〜。丁度Hey!Say!JUMPぐらいの年齢だよね。淳太www頼む!見た目若くしてダンス頑張ってくれいw

 

あ、方向性の話だった。

どうするのかな。ずっと大阪ソングは勘弁して欲しい。シングルで狂愛三部作やEDM系の楽曲切って欲しい。踊れるうちにダンスで魅せて欲しい。

折角歌の上手いメンツ揃ってて、ダンスも上手いのに、コミックソングじゃ宝の持ち腐れだ。あれだけのクオリティがあるからこそ、どんな楽曲でも美味しく料理できるんだけどな。残念ながら世間はそうは思わない(笑)

でもってダンスも余り見せられないし。

 切歯扼腕とはこのことかw

 

後は…スマスマ終わる頃に後番組が取り沙汰されてた。その中の一つに、関テレがWESTのバラエティを推してたって記事があって…。コントなんか結構イケるのにな〜と思った覚えが。

彼ら松竹座で年間100公演からやってたから、そういう対応力や瞬発力はある。きっとジャニーズの中でSHOCK除いてそんなにコンスタントに舞台立ってるメンツはいない。

ヒロムに「彼らのセンスは信頼できる」と言わしめたそのコント力w

トーク力もそこそこはあるよね。グループでのトークが阿吽の呼吸で回せる。

 

 

バラエティは、テレ東以外は関西ローカル。バラエティってやっぱキャラ立ちしてないとおもしろくないんだろうな。視聴者にもキャラが分からないと。要は知名度か?

淳太の切れ芸好きなんだけどな。育ちは良いのにツッコミで切れキャラ。本気で切れると巻き舌で標準語になるというw

照史は女子。親方とのギャップがwでもって意外とおバカ。

流星は見た目と違ってポンコツ。でもクールでイケメン。

神ちゃん何でもできるのに、意外と意見は主体性なかったりする。

濵ちゃんは癒やしでお馬鹿なとこもすべて許される。

小瀧は最年少なのに多分一番賢い。頭の回転も速い。

シゲは5歳児と、笑顔と、楽屋での人を刺してきたような眼と、生真面目さと、孤高。いつも人の良い所を見てちゃんとそれを口に出す。

 

関ジャニ∞よりはおっとりしていて総じて品が良い(笑)

ハングリーさは少ないかも。雑草っぽさというか。良い子過ぎる。

あとほんまに結構お馬鹿w

 面白いのになー。知名度上げて下さい。

 

その為には、レギュラー番組やドラマ出演だよね。WESTは全員ちゃんと芝居ができるから、どうかドラマで知名度上げて欲しい。バーターでも何でもいい。

知名度ー!

言霊(コトダマ)ならぬコタ(小瀧)ダマだから、言うだけでも言っておこう。

望まねば叶いもしない。

 

 

今年も今日で1年の半分が終わる。

下半期は一体何があるのか。

楽しみに待とう。どうせならヲタ活は楽しまねばw

 

 

数年前までは事務所からは干されているとしか思われなかったKinKi Kidsが、20周年でこれだけなんやかんやあるとは思わなかった。

それ考えると、その先に何があるかは分からない。

諦めないこと。諦めたその一歩先で、或いは何かが掴めるかもしれない。だからあともう一歩進んでみることが大事。

さて、誰の言葉だっけか。

 

 

最後に。

つよっさんが無事回復しますように。祈らずにはいられない。

彼の上に、彼らの上に。幸ありますように。

 

 

 

SONGSどっか行っちゃった(笑)

まぁ私の書く雑文なんてそんなもんさ。取り留めなさ過ぎて申し訳ないです。

 

少クラ20170201 文ちゃんが!!!

少クラを何の気なしに見ていて。
へ〜。屋良っちなんだ。あ、そういや初日なんだね。お誕生日か〜おめでと。
つうか誰やねん、これ。

………。

あー!文ちゃんだーっ!!!

はいw浜中文一さんですw


めっちゃテンション上がったぞ(笑)
そこからはひたすら文ちゃん見る。
これ後藤以外はSHOCKメンバー?
うわー歌ってる。うわー踊ってる(笑)


いや…なんせ文ちゃん目当てにWS捕獲した割にはちらっとしか映ってないし。
めっちゃ探したのよ。
舞台誌の光一氏インタビューも文ちゃんに言及ないか探すという(笑)
光一氏の『文ちゃん』呼びと、文ちゃんの『光一さん』→『光一君』てのは判ったw
あと文ちゃんについて、
・舞台慣れした子
・こういうことができるかなとイメージがわく
・そういう子は伸びる
・屋良と文ちゃんでの関係性をコウイチとこっちでの関係性と同じように築くことで、ヤラに立体感が出るからそういう話をした
と、光一氏。

光一氏文ちゃんも子扱いw

いや〜そりゃ9つ先輩だもんな。関ジュ最年長でも随分下の後輩だ。

 

今回のオーディションはダンスよりは歌重視。芝居は台詞を一言。それで分かるから。関西は台詞無しのオーディション。
アンサンブルのオーディションは東宝さんに任せたが、Jrは光一氏もオーディションに。
今のJrってオーディションの経験者が余り無い。自分達の頃は、人間失格とかもオーディションだったしそこで落ちても学ぶものはあったと光一氏。
いや…最初にSHOCKに文ちゃん出ると聞いた時、まさかオーディション受けてるとは思ってなかった。
Jrとはいえ、外部も主演舞台もやってるし、年齢も年齢だしw
だからてっきり上の人の判断で引っ張ってきたのかとwいやSHOCKは光一氏の判断が大きいんだろうが。
まさか文ちゃん今更内部のそれもSHOCKとかのオーディション受けるとか思わないしさ。結構外部志向かと。
いやオーディション受けたかどうかは知らないが。
とりあえずSHOCKに出演が意外だったし。
SHOCKってJrは結構若いメンツ集めてるイメージだったから、なんで文ちゃん?!だった。
でもよくよく考えたら、ふぉ〜ゆ〜とも同年代で面識あるし、屋良っちとは一緒に舞闘冠やってたし、内ともオダサクやってたもんね。あの年代とは絡みある。
でも浮いちゃわない?文ちゃん大丈夫?といささか心配だったけどジャニweb見て、楽しそうに屋良っちと絡んでるの見て安心した。
そういやレポ読んでないやw

読んできた(笑)
やっぱ文ちゃんオーディションじゃなかったw
だよね〜。
美波里さんあのなんちゃらって主演舞台見に来て下さってたみたいで。
『だいこん役者』は見に行ったけど、年末はジャニーズWEST行って、元旦2日はKinKi Kids行って…その合間に文ちゃんの舞台は…流石にちとキツいw行きたかったな〜。

文ちゃん歌もがっつり歌ってるようだ。
良かったー。上手いもんね。
1年目からあんなにできるJrって…てツイあったが、キャリアが違うw事務所入って17,8年だwww
稽古前の対談で文ちゃん、
「まさか今更踊るとは」
発言w
でもって結構引いてた。対談では後輩達に話させてる感じで。
初日挨拶で、ダンス結構キツいからSHOCK参加に「年齢制限設けて欲しい」ってw
それでも側転3回やったらしい。ジャニフワより断然綺麗だったが勢いは無かったとw


いやいや、めっちゃ話飛んだw
少クラだ。
一生懸命文ちゃん目で追う。
ハット投げるとこの雑さ加減が、らしくって楽しい!
ダンスやフォーメーションでは黒白チェックのシャツを追う。
わぁい文ちゃんだー!

すみませんwテンション高いw
いやさ…少クラでのこの扱いは…なんか感慨深いものがある。
きっと裏の方にはWEST達もいるだろうしさ。横からハピバ歌う文ちゃん見てた照史。
SHOCK出たから今回ここに立ってるんだろうね〜。
こうやっていろいろな場所でいろいろな事ができて、いろいろな可能性が増えるといいね。

そんなこと考えた少クラでした。
SHOCKも皆さん怪我なく最後まで無事やり遂げられますように。

 

 あ、屋良っちが予想外に歌上手かったw

 

 

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